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学生の8割が「コロナ禍での就職活動に不安」 最も不安なのは「就活の長期化」

2020年06月26日 20:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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MOCHIは6月26日、「コロナ禍における就職活動の意識調査」の結果を発表した。調査は2~3月にネット上で実施し、四年制大学に通う現役3年生の103人から回答を得た。

調査時点の内定保有状況を聞くと、1割以上が「内定を保有している」(13.7%)と回答。就職活動の開始時期別にみると、「2019年9月以前から」(30.3%)、「2019年10~12月」(19%)などと内定保有率が大きく開き、就活開始が早い人ほど保有率が高かった。

「新型コロナによって就職活動に影響」と7割以上


新型コロナウイルスの影響有無を聞くと、7割以上が「就職活動に影響が出ている」(73.3%)と回答。最も影響が出ているのは「合同説明会の中止・延期」(33.7%)だった。

次いで「会社説明会の中止・延期」(26.9%)、「インターンの中止・延期・縮小」(12.5%)、「OB・OG訪問の中止・延期・オンライン化」(8.7%)などが挙がった。また、少数ながら「志望企業にエントリーできなかった」という人もいた。

コロナ禍での就職活動については、8割以上が「就職活動に不安がある」(83.5%)と回答。最も不安に感じているのは「就職活動の長期化」(86%)だった。次いで「感染した場合の日程変更などの配慮の有無」(85%)、「会社説明会の延期」、「一度も会社を訪れないまま選考が進むこと」(80%)などが続いた。

企業の志望度の変化については、過半数が「コロナ禍における企業の対応次第で志望度に変化がある」(51%)とした。志望度の上がる対応のうち、最多は「会社説明会動画の在宅視聴」(53%)だった。

このほかに「会社説明会のオンライン化」(49%)、「面接のオンライン化」(36%)、「会社説明会の延期・中止」(17%)などが挙がった。