ショップジャパンは6月26日、新型コロナウイルス感染症流行前後での運動・筋トレに関する調査結果を発表した。調査は6月にネット上で行われ、20~69歳までの男女5262人から回答を得た。
体重の変化を聞くと、最も多かったのは「変わらない」(57%)だったが、次いで4割が「体重が増えた」(35.9%)と回答。どのくらい増えたかを聞くと、「2kg未満」(41%)が最多で、「3kg未満」(28%)、「1kg未満」(14%)、「4kg未満」(7%)と続いた。3kg以上太った人は合計45%となった。
6割が「コロナ前と比べて運動不足を感じる」
太った部位は、9割が「お腹」(89.5%)と答えた。2位以降、「脇腹」(28.9%)、「顔」(26%)、「太もも」(25.6%)、「お尻」(20.9%)、「二の腕」(16.9%)、「背中」(12.3%)、「ふくらはぎ」(10.3%)と続いた。
新型コロナウイルス感染症流行前と現在を比較して、「運動不足を感じる」と回答した人が61.7%。一方、4割が「現在運動をしている」(44.8%)と回答している。
内容を聞くと、「ストレッチ・体操」(46.6%)が最も多く、次いで「ウォーキング」(43.6%)、「筋トレ」(41.1%)、「ジョギング」(16.3%)、「ヨガなどのエクササイズ」(7.2%)となった。
男女別に見ると、男性のトップ3位は「筋トレ」(51.1%)、「ウォーキング」(46.3%)、「ストレッチ・体操」(35.8%)。女性は「ストレッチ・体操」(58.5%)、「ウォーキング」(40.6%)、「筋トレ」(30.1%)という順になった。
6割が筋トレに挫折した経験有り
筋トレの頻度は「週3回」(23.6%)が最多。2位以降、「毎日」(18.6%)、「週1回」(17.8%)、「週2回」(18.4%)と続いた。
一方、6割の人は「筋トレの習慣化に挫折した経験がある」(60.6%)と回答。その理由を聞くと、「面倒くさい」(59.3%)、「時間がない」(31.4%)、「効果が実感できない」(28.3%)、「疲れたくない、体への負担が大きい」(23.3%)と続いた。
筋トレの課題に関しては、「鍛えたい筋肉にきちんとアプローチできているかわからない」(41.5%)が最多。「時間や回数の目安がわからない」(28.9%)、「正しいフォームがわからない」(26.1%)、「うまく負荷をかけることができない」(24%)と続いた。