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山本舞香×杉野遥亮『ハケンの品格』で“ハケンと社員”の格差を表現 『スカム』以来の共演に期待

2020年06月26日 15:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

“社員”と“ハケン”の役で共演する杉野遥亮と山本舞香
篠原涼子が主人公の“スーパーハケン”と呼ばれる特Aランクの派遣社員・大前春子役を演じる日本テレビ系水曜ドラマ『ハケンの品格』第2シリーズでは、山本舞香が新卒の派遣社員・千葉小夏役、杉野遥亮が新人社員・井手裕太郎役を務め久々に共演している。6月24日放送の第2話では千葉小夏の奮闘を通して“ハケンと社員”の立場の違いが描かれ、井手裕太郎との関係性が垣間見られた。

人材派遣会社「ハケンライフ」からおよそ13年ぶりに老舗食品商社「S&F(エスアンドエフ)」の営業部へ派遣された大前春子(篠原涼子)は、中堅派遣社員・福岡亜紀(吉谷彩子)や新卒の千葉小夏(山本舞香)に対して「お時給」の分は働けと厳しく当たりながらもピンチになると助けてくれる。

第2話では「S&F」の新社長・宮部蓮三(伊東四朗)が正社員とハケン社員に期待する役割の違いを明確にしたことで、“ハケン”に対する“社員”の風当たりが強くなる。

千葉小夏は新卒で「S&F」に就職しようとしたが採用されず、人材派遣会社「ハケンライフ」から偶然にも「S&F」に派遣された経緯があり、内心は社員に負けたくないという思いがある。

そのため新卒の新人社員・三田貴士(中村海人:ジャニーズJr.)や井手裕太郎(杉野遥亮)にはライバル心を持っており、特にやる気がなさそうな井出がコネで入社したことを聞いていい気持ちはしない。そんな関係にある2人を山本舞香と杉野遥亮がどう演じるかは見どころの1つとなりそうだ。

鳥取県米子市出身の山本舞香は、小学校時代から空手を習い6年生の時に県大会で優勝したこともある。同郷のK-1選手で第4代Krushバンタム級王者の晃貴とはジムでスパーリングする間柄だという。

モデルや女優として活躍するだけでなく、TBS系情報バラエティ番組『王様のブランチ』で2017年4月からレギュラーを務めているが、空手の技のようにキレのよいコメントからサバサバした性格がうかがわれる。

杉野遥亮は2015年に「第12回FINEBOYS専属モデルオーディション」でグランプリを獲得して芸能界に入った。俳優として数々の作品に出演する一方、昨年は日本テレビ系バラエティ番組『ヒルナンデス!』で10月の金曜日シーズンレギュラーを務め、初回から意外な天然ぶりを発揮してレギュラーの陣内智則を「無茶苦茶や! どえらいモンスター入って来たわ!」と驚かせたものだ。

さらに昨年10月期に放送された生田斗真主演ドラマ『俺の話は長い』でバーテンダー・駒野海星役を務め、若くして人生を極めたようなイケメンを好演して新境地を拓いた感がある。

実は杉野遥亮にとって連続ドラマ初主演となったMBSドラマイズム『スカム』(2019年7月期)で山本舞香と共演しており、杉野は一流企業を退職して詐欺の世界に足を踏み入れる主人公・草野誠実役、山本は誠実の幼馴染・吾妻美咲という役柄だった。

それが『ハケンの品格』では、コネで入社したやる気がない新人社員と“ハケンと社員”の格差に不満を募らせやる気満々の新卒派遣社員という設定で共演するのだから期待が高まる。

第2話に蕎麦屋のシーンがあり、千葉小夏(山本)が井手裕太郎(杉野)に対抗心を見せる一幕があった。Twitter上では「山本舞香ちゃんこの役あってるわ。 杉野くん睨みながら蕎麦啜るところ良かった」、「杉野遥亮のハケンの品格の役凄くあってる? 『蕎麦すすらないから』笑う 絶対に杉野遥亮はそば絶対にすすりたいよね笑」という声が見受けられた。

特に「山本舞香さん、今まで気が強い役が多いイメージがあったので天真爛漫と言われるような役凄く新鮮」、「加藤あいさんのポジションを山本舞香ちゃんが見事にカバーしてる」、「13年前新米ハケン役だった加藤あいさんとは別な魅力。気力が有り余ってる」といった山本舞香への評価が目立つ。

全体の感想としては「ハケンの品格は誇張もあるけど、派遣あるあるを上手く表現してる」、「あれほど露骨な派遣蔑視は今の時代少ないと思うけど、根底には『派遣のくせに』『派遣ごときが』という思考があるのだろう」、「ハケンの品格面白い。爽快な感じでスッキリする!」など様々な声があった。

画像2枚目は『杉野遥亮 2020年6月24日付Twitter「#ハケンの品格 第二話。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)