ゼネラルリサーチは6月25日、「withコロナ・afterコロナ時代のオフライン飲み会」に関する調査結果を発表した。調査は6月中旬にネット上で実施し、20代?50代の会社員868人および従業員100名以上の企業経営者204人から回答を得た。
緊急事態宣言の発令によってテレワークになった44%のうち、宣言解除後もテレワークを継続している人は34.5%だった。
「ソーシャルディスタンスを保った座席」を希望する人も
テレワーク中に感じた課題を聞くと「コミュニケーション不足」が全年代で2割を超えた。「仕事とプライベートの切り替え」も多い。
20~30代では「働きすぎてしまう」、40代以上では「取引先とのやり取り」が多い。具体的には
「誰がいつまでに何をやるのか明確になっていないため、ミスが増えていた」(30代/男性/東京都)
「気配りが必要な案件などで微妙なニュアンスがリモートでは伝わりにくいので難しい場面が時々ある」(50代/男性/大阪府)
といった声が寄せられた。
こういった課題解決のために求めることでは「出社日の設定」(21.7%)、「リモート手当など福利厚生の充実」(21.0%)、「コミュニケーションツールの導入」(14.3%)が上位を占めた。
他方、20代では「オンライン飲み会の実施」が他年代よりも多く、13.5%だった。自宅から気軽に参加できる反面、同時に複数人が話せない、対面の方が楽しいという声もある。緊急事態宣言は解除されたが、オフラインの飲み会が復活したという人は11.4%だった。
withコロナ・afterコロナ時代のオフライン飲み会の理想形を聞いたところ、最多は「短時間で終わらせる」の19.2%。以降は「ソーシャルディスタンスを保った座席」(18.8%)、「人数を制限する」(18.7%)、「食事メニューは大皿ではなく一人ひとり別にする(17.2%)」などと続いた。