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結成50周年の「クイーン」が切手に ブライアン・メイ「ませガキだった僕達が“国の顔”に」喜び語る

2020年06月25日 13:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「クイーン」伝説のフロントマン、フレディ・マーキュリー(画像は『Royal Mail 2020年6月24日付Instagram「#Queen - one of the greatest live acts of all time.」』のスクリーンショット)
伝説のロックバンド「クイーン」誕生から今年で50年。そんなマイルストーンを記念し、英ロイヤル・メールから13種類の特別切手が発行されることになった。

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ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン、フレディ・マーキュリーの4人からなる伝説のロックバンド「クイーン」は1970年、英ロンドンで誕生した。心に響く歌詞やステージでのパワフルなパフォーマンスで世界中の人々を虜にした同バンドは、伝説のフロントマン、フレディ・マーキュリー没後もその人気は衰えるところを知らず、彼の生涯を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年公開)は世界的大ヒットを記録した。

そんなカリスマロックバンド「クイーン」が今年、グループ結成から50周年という節目の年を迎えた。半世紀にわたって第一線で活躍を続ける名バンドの快挙を祝し、このほど英ロイヤル・メールが特別切手を発行することを発表した。

ロイヤル・メールがこの度発行する切手は合計13種類、それぞれアルバムカバーやライブパフォーマンスにインスピレーションを受けたデザインが描かれている。このたびデザインに採用されたアルバムカバーは『Queen II』『Sheer Heart Attack』(ともに1974年)、『A Night At The Opera』(1975年)、『News Of The World』(1977年)、『The Game』(1980年)、『Greatest Hits』(1981年)、『The Works』(1984年)、『Innuendo』(1991年)の8種類だ。

また特別デザインには、1986年にウェンブリー・スタジアムで開催された「マジックツアー」でのフレディや、同年ハンガリー・ブタペストでステージに立つブライアンなど、メンバーそれぞれをフィーチャーしたもののほか、結成後初のモノクログループショット(1974年)が用意された。


このたびの快挙には、ドラマーのロジャー・テイラーが

「この上ない栄誉。間違いなく“古株”の仲間入りです!」

とユーモアを交えて述べたほか、ギタリストのブライアン・メイは

「この美しい切手の数々を見た時の感動は、言葉では言い尽くせません。」
「50年前、当時ませガキだった僕達4人が音楽の道を志して以来、僕らは壮大な夢を実現させることに人生を捧げてきました。」
「ふと目が覚めた時、自分達の成し遂げた偉業を不思議に感じることがあります。今じゃ僕達も“国の顔”ですからね!」

と喜びを語っている。


ちなみにロイヤル・メールが発行する特別切手のデザインに音楽グループが登場するのは、2007年の「ビートルズ」、2016年の「ピンク・フロイド」に続き3回目。これまで3億枚ものレコードを売り上げた伝説のロックバンド「クイーン」の特別切手は現在、ロイヤル・メールのオンラインショップで先行予約を受付中、発売は来月予定とのことだ。

画像は『Royal Mail 2020年6月24日付Instagram「#Queen - one of the greatest live acts of all time.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)