スズキは6月24日、原付二種スポーツバイク『GSX-R125 ABS』にロードレース世界選手権を戦うチーム・スズキ・エクスターの2020年MotoGPマシンをモチーフとした創立100周年記念カラーを設定し、7月3日より発売すると発表した。
2020年3月15日に創立100周年を迎えたスズキは、二輪ロードレースの最高峰であるロードレース世界選手権のMotoGPクラスに今季も継続参戦を行う。
今シーズンのMotoGP参戦マシン『GSX-RR』のカラーリングはブルーが継承されたが、フロントフェンダーからリヤにかけて新たにシルバーが配色された。この新たなカラーリングはスズキのレース参戦60周年を記念したもので、MotoGPマシンのほか、フラッグシップモデル『GSX-R1000R ABS』にも特別色として設定されている。
今回、そんな記念カラーがGSX-RシリーズのエントリーモデルであるGSX-R125にも設定された。同バイクは初心者や若年層の方に幅広く楽しんでもらうための原付二種スポーツバイクだという。
車体にはGSX-Rシリーズの技術が投入された124cc水冷単気筒DOHCエンジンが搭載され、134kgという軽量・スリムなボディーと相まって街乗りからワインディングまで、あらゆるシーンにおいて走る楽しさが味わえる。
そのほかに前後輪17インチの大径ホイール、花弁形状のブレーキディスクやABSなども標準装備とされ、ワンプッシュするだけでエンジンが始動する『スズキイージースタートシステム』など、エントリーモデルながら利便性の高い装備も採用された。
スタイリングもGSX-Rシリーズを踏襲したフルカウルモデルのGSX-R125。新たに設定された特別色『ソラリスシルバー/トリトンブルーメタリック』モデルは7月3日に発売が開始され、メーカー希望小売価格は39万3800円(消費税10%込)となっている。車両の詳細はスズキの公式ホームページまで。