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ボルボ、「XC90」48Vハイブリッド「Tailored Wool Edition」を15台限定で発売

2020年06月24日 12:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ボルボ・カー・ジャパンは6月16日、フラッグシップSUV「XC90」の48Vハイブリッドモデル特別限定車「XC90 B5 AWD Tailored Wool Edition(テイラードウール・エディション)」を15台限定で発売した。

同モデルは、同社初となる新開発48Vハイブリッドパワートレーン「B5」を搭載した「XC90 B5 AWD Momentum」をベースとした特別限定車。ウールがブレンドされた「テイラードウールブレンド・シート」をはじめ、「ブラックアッシュ・ウッドパネル」や「専用20インチアルミホイール」、「チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラスサンルーフ」などの人気オプションを特別装備した。

新採用の「テイラードウールブレンド・シート」は、ウール30%とリサイクルポリエステル素材70%で作られた上質なテキスタイル布地を用いた最上級のファブリックシート。同社は環境への影響を最小限に抑えることを目標としており、2040年までに気候のバランスを崩さないクライメートニュートラルな製造業となることを目指すなど、意欲的なサステナビリティ・プログラムを掲げている。このリサイクル素材を含む新たなシート素材の開発と持続可能な責任ある製造アプローチを用いることで、同社の新しい価値観である“サステナブル・スウェディッシュ・ラグジュアリー"を表現している。

新開発の「B5」パワートレーンは、ISGM(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター・モジュール)による回生ブレーキで発電した電力を48Vリチウムイオンバッテリーに蓄電し、エンジンの始動や動力補助を行うハイブリッドシステムを搭載した。

また、スターターモーターに代わりISGMを使いエンジンの始動を行うことにより、アイドリングストップ後の再始動時におけるノイズやバイブレーションの大幅な低減を実現。エンジン本体にも大幅な改良が施され、気筒休止機構の採用もあいまって、より上質感のある走行性能と実用域での燃費を向上させた。

さらに他の新世代ボルボ車と同様に「対向車対応機能」や「歩行者・サイクリスト検知機能」、「インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)」などを備える「City Safety(衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム)」を装備。

そのほかにも、「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」「パイロット・アシスト(車線維持支援機能)」「BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)」「衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)」「ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避機能)」「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」など16種類以上の先進安全・運転支援機能「IntelliSafe(インテリセーフ)」を標準装備している。

カラーコンビネーションは「サヴィルグレーメタリック」(5台)、「バーチライトメタリック」(10台)の2種で、希望小売価格は896万円(税込)。(エボル)