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夏の賞与、8割が「昨年の水準以下」 使いみち1位は「貯金」

2020年06月23日 19:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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学情は6月23日、夏の賞与に関する調査結果を発表した。調査は6月中旬にネット上で実施し、同社運営の転職サイト「Re就活」を利用する28人から回答を得た。

今夏の賞与額予想を聞くと、最多は「減りそう」(32.0%)という声だった。以降は「昨年と同水準」(21.3%)、「支給されない予定」(14.6%)、「やや減りそう」(10.4%)と続いた。

「賞与後に転職したい」という人も3割


「昨年と同水準以下」で回答をまとめると、合計78.3%に。一方で「昨年から増えそう」と考えている人は8.3%にとどまった。

賞与の使い道は「貯金」が最も多く、57.9%だった。理由を聞くと、

「コロナ禍で経済の先行きが不安だから」
「休業などで月給が減っているから」

という声が寄せられた。他の使い道については「趣味」(20.4%)、「買い物」(18.3%)などが上位だった。

賞与への満足度が、転職を考える際にもたらす影響についてもは、3人に1人が「賞与に関わらずいい企業があれば転職したい」(34.1%)と回答。「賞与は転職を考えるきっかけとは関係ない」(18.6%)と合わせると、賞与と転職は関係ないという人が半数を超えた。

一方で「賞与後に転職したいと思っている」(27.4%)という人も約3割だった。転職希望時期については「今すぐ」(14.0%)、「1~3か月以内」(28.4%)、「3か月~半年以内」(17.1%)となるべく早期で考える人が多いよう。

このほか「賞与が減ったら転職したいと思う」(3.4%)、「賞与が増えたら転職は見合わせようと思う」(2.1%)など賞与次第で転職が左右される人もいた。