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名古屋に公園一体型施設「ヒサヤオオドオリパーク」が今秋開業、ラルフズ コーヒーやピーナッツカフェが出店

2020年06月23日 16:42  Fashionsnap.com

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「ヒサヤオオドオリパーク」イメージパース Image by: 三井不動産
Park-PFI制度を活用した国内最大級の公園一体型施設「ヒサヤオオドオリパーク(Hisaya-odori Park)」が今秋、名古屋市栄地区に開業する。

 Park-PFI制度は、飲食店や売店といった公園利用者の利便性を向上する施設の設置と、広場など特定公園施設の整備・改修を担う事業者を公募から選定する制度。ヒサヤオオドオリパークでは、名古屋市が策定した「栄地区グランドビジョン」に基づき、錦通から外堀通までのエリアの整備および運営を担う事業者として三井不動産が選定された。敷地面積は約5万4122平方メートル、ショップ等の延床面積は約8062平方メートルで、国内のPark-PFI関連事業として最大級のプロジェクトとなる。
 ヒサヤオオドオリパークは4つのゾーンから構成。ゾーン1は「学びの森」をテーマに掲げて大型の芝生公園をメインに設置し、ヨガやマーケットの開催で日常的に賑わうゾーンとして運営する。ゾーン2は四季折々のアートの展示やライトアップ演出を通じて散歩や回遊を促進。「名古屋テレビ塔」を含むゾーン3では「スポーツコミュニティ」をテーマに設定し、広場を活用したアウトドアイベントの開催を予定している。ゾーン4のエリア内には愛知県芸術劇場「オアシス21」などが位置しており、名古屋の文化発信の要となる。新たに設置する全長80mの水盤は、夜にはライトアップや音楽による演出を見ることができるほか、約295インチの大型デジタルサイネージも設ける。
 施設には約35店舗を誘致し、物販では「ラルフズ コーヒー(Ralph's Coffee)」を併設した「ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)」や、自転車アパレルブランド「ナリフリ(narifuri)」、「スノーピーク(Snow Peak)」といった名古屋地域初進出の10店舗を含む17店舗がオープン。スノーピークは2フロア構成で、アウトドアギアをオフィス什器として備えるコワーキングスペース「Camping Office osoto」も用意する。飲食店はスヌーピーがテーマのカフェ 「ピーナッツ カフェ(PEANUTS Cafe)」や、「タリーズコーヒー(TULLY'S COFFEE)」と「ビアンキ(Bianchi)」のコラボレーションカフェなど17店舗が揃う。
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■Hisaya-odori Park概要開業予定時期:2020年秋所在地:愛知県名古屋市中区丸の内3丁目、錦3丁目他敷地面積:約5万4122平方メートル延床面積:約8062平方メートル貸床面積:約7243平方メートル店舗数:約35営業時間:公園 24時間解放、店舗11:00~23:00※各店舗によって異なる