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メル・ギブソンとヴィンス・ヴォーンがバディに 『ブルータル・ジャスティス』8月公開決定

2020年06月22日 18:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『ブルータル・ジャスティス』 (c)2018 DAC FILM, LLC. All RIGHTS RESERVED

 メル・ギブソン主演映画『Dragged Across Concrete(原題)』が、『ブルータル・ジャスティス』の邦題で8月28日より公開されることが決定した。


参考:『ハクソー・リッジ』は戦争を題材にしたヒーロー映画だ メル・ギブソンが再現した地獄の戦場


 本作の監督を務めたのは、人喰い先住民とガンマンたちとの凄絶な戦いを描いた『トマホーク ガンマンvs食人族』、ドラッグディーラーが取引失敗の代償として刑務所内で男の殺害を命じられる『デンジャラス・プリズン ―牢獄の処刑人―』、 過去2作がともにカルト的な人気を得ながらも日本未公開だったS・クレイグ・ザラー。本作が待望の日本初公開作となる。


 主演を務めるのはアカデミー賞作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした監督作『ハクソー・リッジ』が記憶に新しいギブソン。相棒にヴィンス・ヴォーンを迎え、息の合った演技を披露する。 さらに、トリー・キトルズ、マイケル・ジェイ・ホワイト、ジェニファー・カーペンター、ドン・ジョンソンのほか、『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』のトーマス・クレッチマンが極悪非道な強盗犯を演じるなど、個性派俳優が集結した。


 ベテラン刑事ブレット(メル・ギブソン)とその相棒トニー(ヴィンス・ヴォーン)は、強引な逮捕が原因で6週間の無給の停職処分となる。家族のために大金を必要としていたブレットは、一攫千金を狙い、ある犯行を計画。それは、不穏な動きを始めた犯罪者の情報を得て、その取引後に金を強奪するというものだった。ブレットはトニーを誘い、ボーゲルマンという男を監視する。ある朝、動き始めたボーゲルマンとその仲間を尾行するブレットとトニー。ところが、その追走劇は、彼らを待ち受ける地獄の始まりだった。


 なお本作は、第40回ゴールデンラズベリー賞において、「最低人命軽視と公共物破壊しまくり作品賞」の候補入りを果たした。(リアルサウンド編集部)