2020年06月21日 07:01 リアルサウンド
Nintendo Switchに、新作のポケモンゲームが登場することが明らかになった。1999年にNINTENDO 64ソフトとしてリリースされた『ポケモンスナップ』(Pokémon Snap)のリバイバル版とのことだが、ゲームの内容は刷新されており、完全な新作だという。
(参考:『ポケモンGO』新仕様は、世界を脅かすコロナ禍に効果を示すのか?)
未知の島で野生のポケモンの生態調査を行い、ポケモンフォト図鑑を作成
『Pokémon』公式Twitterアカウントは、動画付きで次の通りツイートしている。
「『ポケモンスナップ』が戻ってきた!クラシックなNINTENDO64のゲームに触発された全く新しいアドベンチャー。カメラを持って、Nintendo Switchで美しい島を探索し、ポケモンを撮影する準備をしよう!」
NINTENDO 64オリジナル版と同じ基本構造、『あつ森』との関連性は?
緑豊かなジャングルや砂浜といった美しい風景が広がる未知の島への旅。そこで撮ったポケモンの写真は、自分だけのポケモンフォト図鑑を作成することに使用される。
生き生きとした野生のポケモンに出会い、生態を調査。よく観察すると、今までにない行動や表現を発見することができるという。
NINTENDO 64バージョンは、アニメ版に登場した少年カメラマンのトオルを操作してポケモンアイランドで野生のポケモンを撮影するゲームだ。Nintendo Switchに登場する新作も、基本的なコンセプトは近いように思える。
『GamesRadar+』は「まだ製作中のため、公開された映像は最終的なものではなかったが、続編がオリジナルと同じ基本構造に従っていることは明らかだ」と伝えている(参考:https://www.gamesradar.com/new-pokemon-snap-nintendo-switch/)。
本作は、ポケモンの写真を撮りながら、ホバークラフトで様々な島を巡るというものだ。また、同メディアは「トレーラーには、継承される機能が示された。オリジナルのゲームでは、リンゴやその他の投げられるオブジェクトを使用して、ポケモンと環境の変更をトリガーすることができたので、それが戻ってくることを期待する」としている。
Nintendo Switchで島に行くゲームというと、大ヒット作『あつまれ どうぶつの森』が連想されるが、何らかの類似性が見られるのかも、気になるところだ。『あつ森』では、昆虫を捕まえて、博物館に展示出来る。どことなく、ポケモンをの写真を撮って、図鑑を作るというのに、似てはいないだろうか。
人気のポケモン・スピンオフ、バンダイナムコが開発
『Gamespot』は「オリジナルの『ポケモンスナップ』は1999年にリリースされた際、評論家やファンから好評だった。私たちのお気に入りのポケモン・スピンオフだ。Nintendo Switchで何らかの形で、戻ってくることをファンが期待していた」と記している(参考:https://www.gamespot.com/articles/new-pokemon-snap-revealed-for-nintendo-switch-20-y/1100-6478623/)。
新しいバージョンについてはバンダイナムコによって開発されており、「『ポケモンスナップ』と呼ばれるが、それ以外の詳しいことはまだよく分かっていない」と『The Verge』は伝えている(参考:https://www.theverge.com/2020/6/17/21294077/pokemon-snap-nintendo-switch-new-n64)。
『The Official Pokémon YouTube channel』はPokémon Presents動画で『ポケモンスナップ』と同時に、子供の歯磨きが楽しくなる無料のスマホアプリ『ポケモンスマイル』とスマホ用の新感覚パズルゲーム『ポケモンカフェミックス』も発表した。
コアファンに人気の作品復活から、新たな子ども向けアプリまで。『ポケモン』からまた新たなヒット作が生まれるか、今から楽しみだ。
(Nagata Tombo)