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SixTONES&Snow Man、『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』でコラボ実現 穏やかで高め合える2組の関係性

2020年06月20日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 6月16日からスタートしたジャニーズのライブ動画配信『Johnny’s World Happy LIVE with YOU』。6月21日は、KinKi Kids、SixTONES、Snow Man、3組のライブパフォーマンスに加えて、SixTONESとSnow Manのコラボレーションが予定されている。


(関連:SixTONES「Imitation Rain」(特典映像)YouTube Ver.


 久しぶりの2組の競演を前に、これまでの交流を振り返ってみたい。


 今年1月2日『新春しゃべくり007』(日本テレビ系)に2組がゲスト出演し、初笑いをもたらしたのを皮切りに、デビュー日にも情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)に朝から生出演、とほかにも同時出演をしてきた。同時デビューという“VS構造”の演出もあり、ライバル関係にみえるが、実際のところはだいぶ穏やかで、いい関係だ。


 デビューシングルに特典として付属したDVDでは、『イミテーションボウリング』『シンクロBINGO!』に加えて、お互いのグループについて語るトーク映像もあった。


 『イミテーションボウリング』では、2組をシャッフルしたチームでボウリング対決を実施。京本大我と宮館涼太がロイヤル親子コント、ジェシーのあまりに手厚い投球アドバイスに笑い転げるラウール、その異変に気が付いて出動した森本警察……テンポよく繰り広げられる即興コントは、二組の関係性が表れていた。


 また、トークでは、Snow Manをマンズ兄さんとして大事なことを教わったと慕うSixTONES。兄貴のような存在だといい、「Snow Manがいるとそっちに行っちゃう」とジェシー。田中樹の「それぞれのグループを称え合える関係になりたい」という言葉には、いい意味でのライバル関係であることがわかる。


 一方、「先輩後輩もないじゃないですか、もう正直」と、Snow Manの深澤辰哉。髙地優吾は岩本照をいじれる数少ない後輩と名前を挙げ、岩本は「SixTONESの最年長(髙地)が同じ年で、一番先輩が(ジェシー、京本、森本)が俺と同期なの」と関係性を伝えた。


 2組をつなぐ代表的なパフォーマンスは、2015年上演の舞台『少年たち』だろう。2組が主演を務め、翌2016年にも上演され、さらには劇場版へと展開した。恩師が手掛け、先輩たちから受け継いだ伝統ある舞台を2組が牽引し、劇場版では関西ジャニーズJr.も交え、人気作品へと押し上げた。単なる上下関係でも馴れ合いでもなく、高め合える関係だからこそ成しえたことだろう。20日のコラボでは『映画少年たち』のテーマ曲「Fire Storm」も披露してくれるのではないかと予想している。


 さて、19日付けで発表された2020年オリコン上半期シングルランキングでは、SixTONESとSnow Manのデビューシングル『Imitation Rain / D.D.』が1位を獲得。販売枚数累計164・4万枚を記録した。デビュー以降は、バラエティにラジオにとそれぞれの道を歩み始めた2組。SixTONESとSnow Manの競演がみられるのは、貴重な機会となるだろう。(柚月裕実)