そう綴ったフランキーさんはこの日、妹のアリアナがレディー・ガガとコラボした『Rain on Me』を熱唱する自身の動画を公開している。もともと同曲は、様々なトラウマにもがき苦しみ、そのヒーリングプロセスで流すたくさんの涙を“雨”に見立て「思い切り泣いていい」「雨よ降れ」とポジティブなメッセージを送っているのだが、フランキーさんは「涙は乾ききってはいないけど、少なくとも私はまだ生きている(I’d rather be dry, but at least I’m alive)」という歌詞が特に心に響くと明かしている。
さらにフランキーさんは、最後に「SAMHSA(Substance Abuse and Mental Health Services Administration)=薬物乱用・精神衛生管理庁」ホットラインの電話番号を記している。
LGBTQコミュニティーのシンボルとしておなじみのレインボーをバックに、アイシャドウやフェイスペイントまでレインボーに統一し、自身にとって大変思い入れのある『Rain on Me』を熱唱したフランキーさん。アリアナ・グランデやレディー・ガガの歌唱力と比べればさすがに劣ってしまうのは否めないが、感情を込めて懸命に歌う姿に胸を打たれた人は多かったようだ。90年代を象徴するボーイバンド「イン・シンク(*NSYNC)」のメンバーで2014年に同性婚を果たしたランス・バスをはじめ、多数の人々から絵文字やメッセージなどのコメントが寄せられている。