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2021卒がWEB化してほしいもの1位「説明会」 生配信より"録画型"が人気「一時停止をしてメモを取りやすい」

2020年06月18日 20:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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プレシャスパートナーズは6月18日、就職活動に関する調査の結果を発表した。調査は5月21日~6月3日に2021年に卒業予定の大学生を対象に実施し、90人から回答を得た。

21卒就活生の90%が「WEB説明会に参加した経験がある」と回答。「参加したことがない」人は8%に留まった。

就活時に知りたい情報「会社の雰囲気」「働く社員の声」

WEB説明会の1番のメリットを尋ねたところ、最も多いのは「交通費がかからない」(49%)。地方の大学生にとっては特に大きなメリットといえそうだ。

以降は「移動時間がかからないため他の企業と調整がしやすい」(26%)、「自宅などで参加ができる」(24%)と続いた。

録画した動画を視聴する「録画型」とリアルタイム配信の「LIVE型」のどちらの説明会が参加しやすいか聞くと、「録画型」(53%)が「LIVE型」(47%)をわずかに上回った。「録画型」を選んだ人からは、

「空いている時間など都合の良い時間に見れる」
「LIVE型では電波状態によって音声や映像が止まってしまうことがある」
「録画型の方が気になるところで一時停止をしてメモを取りやすい」

といった声が寄せられた。

今後WEB化にしてほしい選考プロセスTOP3は、「説明会」(80%)、「個別面接」(31%)、「グループワークやグループ面接」(18%)となった。一方で、「すべて対面で実施をしたい」という人も1割いた。

就活時に知りたい情報は、「会社の雰囲気」が最も多く83%。以降は「働く社員の声」(74%)、「経営者の考え方や人柄」(54%)と続いた。

内定の承諾の決め手になりそうなものにおいても1位は「社風や雰囲気」(33%)。2位は「働く人」(24%)、3位「やりたいことがやれるか」(14%)となった。

「就活時に知りたいこと」と「内定承諾の決め手」の1位はともに「会社内の雰囲気」となった。新型コロナ下で説明会がWEB上での開催となる中、オンライン上でもどのように社内の雰囲気を伝えるかが採用側の課題となりそうだ。