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インディアナポリスでのF1復活の可能性。オーナー、ペンスキーが「2021年の開催を含め検討中」と発言

2020年06月18日 14:41  AUTOSPORT web

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2007年F1アメリカGP
F1の商業権所有者であるリバティ・メディアは、アメリカで2戦目のグランプリを開催したいという意志を明確に示してきた。現在テキサス州オースティンで開催されているアメリカGPの他に、マイアミやラスベガスといった人気の高い都市でのレースをリバティは望んでいる。

 だが大都市において市街地コースを作ることには課題や困難な要素がある。一方で、レースの用意ができているコースも存在する。インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースだ。ここでは2000年から2007年にかけてF1レースが開催されていた。

 2019年、インディアナポリス・モータースピードウェイは、アメリカの輸送会社ペンスキー・コーポレーションの子会社ペンスキー・エンターテインメント・コーポレーションに買収された。ペンスキー・グループのオーナー、ロジャー・ペンスキーは、数多くの改革に取り組み、今年1月には2020年のNASCARブリックヤード400に関する変更を発表している。

 そのペンスキーが、F1をインディアナポリスへ呼び戻すことに対し、非常に熱心に働きかけている。

 ペンスキーは、当地で「2021年か2022年、もしくは2023年にF1レースを開催するチャンスがあるか否か」を探っていると語った。
「以前ここでF1を開催したのだから、またできるだろう」として、ペンスキーは今後数年のうちにF1を開催したいという意向を示した。