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Twitterが”音声ツイート”の機能をテスト開始 楽曲発表やニュース速報など、早くも活用例が相次ぐ

2020年06月18日 11:51  リアルサウンド

リアルサウンド

Twitter公式ブログより。

 Twitterが、音声ツイートの機能をテスト実装すると発表。海外ではすでに著名アーティストなどによる応用が行われている。


(参考:【写真】Twitterによる“音声ツイート”デモンストレーション画像


 今回の新機能は、Twitterいわく「人らしさを加えることができる新たな機能」ということで、各音声ツイートは、最長で140秒の音声を収録することが可能だが、さらに収録したい場合は話し続けると、上限時間に達した場合は新しい音声ツイートが自動的に開始され、 スレッドが作成される。 音声の収録が終わったら、ツイート作成画面に戻ってツイートも可能だ。


 なお、音声ツイートを使うことができるのは、現在のところiOSの限定された利用者のみ。今後は数週間のうちに、すべてのiOS利用者が音声ツイートを行うことができるようになるということだ。


 Twitterいわく、「文章だと伝えることが難しいことや、 本意が解釈されづらいことがある中で、音声によるツイートが聞き手にとっても語り手にとっても、さらに人間味あふれる体験を生み出すことを期待している」とのこと。


 本日実装が発表されて以降、海外では著名アーティストなどによる利用が早くもスタートしている。たとえば、ジョン・レジェンドは新たなアルバムの収録曲を、今回の機能を利用して先行公開(https://twitter.com/johnlegend/status/1273343093786292225?s=20)。


 ソーシャル・メディアコンサルタントのマット・ナバラは、ニュースを伝える手段としての活用法を見出しているようだ(https://twitter.com/MattNavarra/status/1273324837461807104?s=20)。


 速報ニュースや抗議行動に参加してる人たちの現場の生の声など、音声ツイートによって意見や考えを素早く簡単に自身の声で共有できるこの機能は、Twitterというプラットフォームを大きく変革させることになるかもしれない。(中村拓海)