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マツダが全車に100周年記念車を設定! 人気のモデルは?

2020年06月18日 11:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
今年で創立100周年を迎えたマツダが、全ての登録車に「100周年特別記念車」を設定した。同社初の乗用車「R360クーペ」をモチーフとする特別なクルマで、赤と白の2トーンカラーが特徴だ。2人乗りのスポーツカー「ロードスター」から大型SUVの「CX-8」まで全ての車種で選べる特別記念車だが、どのモデルが人気なのだろうか。

○記念モデルを選ぶ人は増加中、割合は?

R360クーペは1960年に発売となったマツダ初の乗用車。東洋コルク工業として創業し、オート三輪から乗り物づくりに参入したマツダにとって、記念碑的な意味を持つクルマだ。4サイクルエンジンやオートマチック・トランスミッションを搭載した点は、当時の軽自動車として画期的だったという。今回の100周年特別記念車に関するオンライン説明会に登場したマツダの前田育男常務(デザイン・ブランドスタイル担当)は、R360クーペを「マツダのクルマづくりの源泉を感じるモデル」と表現した。

R360クーペの外観上の特徴は、なんといっても2トーンカラーだ。当時は白×赤と白×青の2種類があったそうだが、マツダが100周年特別記念車に選んだのは前者の組み合わせだった。ロードスターはR360クーペと同じくボディとルーフで色を分け、ほかのクルマでは白いボディカラーと赤の内装で2トーンカラーを表現している。

マツダは4月3日に100周年特別記念車を全車種に設定すると発表し、予約の受け付けを開始した。これまでのところ、各車種で特別記念車を選ぶ顧客の割合は平均すると5%前後だが、比率は上がってきているという。ロードスターのソフトトップおよびRFと「MAZDA3」については、ほかの車種よりも記念車を選ぶ人の割合が高いそうだ。6月末からは「MAZDA2」「MAZDA3」「CX-3」の記念車を店舗に配備するので、この割合は変化するのではないかというのがマツダの見方だ。記念車は2021年3月末までの期間限定販売となる。(藤田真吾)