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娘の化粧は禁ずるカニエ・ウェストがコスメビジネスに進出か?

2020年06月17日 20:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

コスメ業界への参入が報じられたカニエ・ウェスト(画像は『Kim Kardashian West 2020年4月16日付Instagram「GQ GENIUS」』のスクリーンショット)
米国出身の大人気ラッパーで、キム・カーダシアン(39)の夫のカニエ・ウェスト(43)。夫婦の不仲説が度々報道されるなどお騒がせセレブとして知られるカニエが、自身のブランドでコスメ業界に参入する可能性が浮上した。

カニエ・ウェストは音楽活動の他に自身のファッションブランド「Yeezy(イージー)」を立ち上げて、衣服と靴をメインに販売している。「Yeezy」は好調のようで、昨年は15億ドル(約1610億円)の売り上げがあったのではないかと『Forbes』誌は推測している。

アメリカの大型銀行「バンク・オブ・アメリカ」も2019年に「Yeezy」は3億ドル(約320億円)の価値があると評価しており、そのことを踏まえ過去のインタビューでカニエはこのように語っていた。

「今は考え方や感じ方が変わったよ。キリスト教徒になったし、3億ドルの会社の社長だし、結婚して5年も経つしね。」

そんなカニエが衣服だけでは飽きたりないのか、コスメ業界に参入する予定だという。6月2日にカニエの会社がファッションブランドと同じ「Yeezy」の名でコスメ商品の商標登録を申請したと『TMZ』が報じている。

申請された内容によるとマスカラ、パック、コンシーラー、つけまつげ、口紅、リップグロスなどのメイク用品からボディークリーム、香水、ヘア用品まで商標登録の対象になっていたという。

コスメといえば、妻であるキム・カーダシアンも自身のコスメブランド「KKW BEAUTY」を展開しており、キムの異父姉妹にあたるカイリー・ジェンナーも「KYLIE COSMETICS」を運営している。

カニエがコスメ業界進出となれば、カーダシアン・ジェンナー家だけで3つのコスメブランドを経営することになるのだ。

ちなみにカニエは昨年10月、長女ノースちゃんが10代になるまで化粧するのを禁止したとし「家の中は大ゲンカだよ。でもそれ(化粧しないこと)が最良だと思うんだ」と話していた。

このまま話が進めば、娘がメイクすることを禁止しながらも父であるカニエ本人はコスメを販売するというなんとも不思議な光景になりそうだ。

しかし商標登録の出願をしたというだけで、カニエ本人や関係者から正式なコスメ事業開始の発表はされていない。アメリカでは登録だけして実際に事業を始めない人が多いというのも実情なのだ。

実はカニエは2017年にもコスメの商標登録を亡くなった母親の名前にちなんで「Donda Cosmetics」の名で行っていたが、実際に商品の発売には至っていない。

画像は『Kim Kardashian West 2020年4月16日付Instagram「GQ GENIUS」』『YEEZY MAFIA 2020年2月21日付Instagram「Ye rocking the QNTM OG in Paris.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)