ウィリアム王子がこの日訪れたのは、現在一家が自主隔離中のノーフォーク州アンマーホールの別荘からほど近い「キングズ・リン・アンビュランス・ステーション」だ。到着後すぐに検温と手の洗浄を済ませると、ウィリアム王子は同ステーションの救急隊員らとソーシャルディスタンスを保ちながら輪になって談笑した。他の地域の医療従事者と同様、こちらの救急隊員も3月から激務を強いられているが、隊員らは地元住民やローカルビジネスからの協力、またボランティアネットワークによるサポートを受けながら、ノーフォーク州、サフォーク州、エセックス州などおよそ620万人の住民の健康を支えている。そんな彼らが自身のメンタルヘルスや健康面などについて語ると、かつて「The East Anglian Air Ambulance」で救急パイロットとして働いていたウィリアム王子は、彼らの話に熱心に耳を傾けた。
この日の公務のもようは英王室公式YouTubeチャンネル『The Royal Family Channel』で公開されており、ソーシャルディスタンスを守りながら身振り手振りで隊員らと会話をするウィリアム王子の姿を見ることができる。優しい眼差しで1人1人を見つめながら、彼らの気持ちに寄り添う王子の姿には、
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年6月16日付Instagram「Thank you to the staff of Kings Lynn Ambulance, Queen Elizabeth Hospital for welcoming The Duke of Cambridge to their ambulance station, and sharing so candidly their experiences over recent months in responding to the COVID-19 outbreak.」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 c.emma)