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『横澤カレンの月とオオカミちゃん』1~4話ーーキュンとする男女の恋愛に、滝沢カレンの“名(迷?)推理”炸裂!

2020年06月17日 07:21  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)ABEMA

 「女子高生の3人に1人が見ている」と言われる、ABEMAの恋愛リアリティショーシリーズ最新作『月とオオカミちゃんには騙されない』。


 真実の恋を探す男性5人・女性6人の等身大の姿を追いつつ、女子メンバーの中に紛れ込んでいる「絶対恋をしない嘘つき“オオカミ”ちゃん」をめぐる心理戦を含んだ恋愛模様が展開する。今年の3月末には大好評のままシーズンフィナーレを迎えたが、このたび「副音声付き」の新バージョンとして、再放送がスタートした。


 この副音声、誰がゲストとして登場するかというと、シリーズ初回作よりMCを務める横澤夏子と、シリーズを一度も見たことないという滝沢カレン。誰よりも『オオカミ』通の横澤が、完全なるビギナーである滝沢を相手に繰り広げる徹底解説とコミカルなやり取りで、初めて見る方にも親切な設計に。シリーズのファンには、ニヤッと笑える要素も用意されている。


 以下、第1話から第4話を一気に振り返る。本編のネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(参考:横澤夏子&滝沢カレンの“仲良しコンビ”に聞く『月とオオカミちゃんには騙されない』の新たな魅力


 気にはなっていたが『オオカミ』シリーズに挑戦できなかったという滝沢は「難しいイメージ。ルールがわかりません」と理由を語り、「ちなみに恋愛系ですか?」と質問して横澤を失笑させる。その後も「オオカミって本物が出るんじゃないんだ」と漏らし、横澤から「生き物のオオカミが出たら危ないから!」と突っ込まれる場面も。大親友という2人の掛け合いが、早くも微笑ましい。


 そんな滝沢も、メンバー発表が始まると興味津々。第一印象はりょうすけ(曽田陵介)が気になったといい、「観てたいって感じ」と語る。横澤からは、とおる(堀江亨)が「とおる様」と呼ばれるほど人気を集めていたと聞き、うなずく。バーベキューのあと、女性陣からとおるが大人気だった様子を見て「話しやすいし、自分から話しかけてくれる。自分の顔よりテニスを取る潔さがいい」と推測していた。同時に「ロン毛じゃない方がテニスやりやすそう(笑)」とぶっちゃけ、横澤を爆笑させる。


 男子が最も第一印象が良かった女子に「赤いブレスレット」を渡すシーンでは、複数の男子からもらったヒナ(Hina)が別々の腕を出しているところを見つけて「ずるいずるい」とツッコみ、「私もダンスと歌を始めよう!」とうらやましがる滝沢。「カッコいいもかわいいもある」と絶賛していた。


 第1話のラストでは、滝沢が赤い手紙を受け取り、「番組のどこかで大切なお知らせがあります」と書かれた内容におびえる2人。おなじみの「ガオガオポーズ」も2人で決めるなど、早くもハマっていた。


 第2話の開始時点で「キュンキュンが止まらなかった」と振り返った滝沢は、太陽LINEと月LINEについても予習するなど、やる気満々。メンバーで古着屋に出かけるシーンでは、あずさ(大原梓)とルーク(岸本ルーク)が2人で服選びをする姿を恨めしそうに見るとおるを見て「こういう顔もいい」と横澤がにやける。あずさに対して「いきなり意見変えた? 怪しい」とオオカミちゃん疑惑を向けるシーンも。


 ナナ(加藤ナナ)が「目を見て」と語る、放送時に話題を集めたシーンでは「そらすのが早すぎる。この目を見てわかってよという合図なのかな」と推理する滝沢。横澤から「りおん(岡本莉音)のぐいぐい行く感じはどう?」と水を向けられると「素敵」と即答し、「見習いたいくらい。気になる人と話すの、超緊張するじゃないですか。私は誰かに協力してもらわないと話せない(笑)」と本音を語る。


 第2話終了時点では「ナナがオオカミでは?」と推理する滝沢。彼女の行動には裏があるのではないか、と独自の見解を披露する。第2話までは横澤が番組MCを務めていたが、産休により降板。ファンにとっては、第3話以降の横澤の感想を聞けるのはレアな機会といえる。


 その横澤、第3話開始時点で滝沢から「『オオカミちゃん』は人生でハマった番組ランキング第12位です」と言われ、「低ッ!」と絶句。とはいえ3話は、メンバーの関係性が大きく動き出し、放送時に騒然となった回。横澤の解説も熱を帯びていく。


 とおるをめぐり、あずさとナナが争う立場になった際には「もう仕方ないですよね。この地球に生まれたってことは」(滝沢)など、名言も飛び出す。その後、“問題”のとおるとナナの買い出しシーンでは「無理!」「観るのも恥ずかしい」と2人からのツッコミが続出。横澤は「スーパーに行く途中、わざわざ止めて人の目見ます? 私はできない」と苦笑し、「そんなに人を信頼させなければならない何かがあるんですか? と思っちゃう」と疑念を強める。


 横澤は、ナナが作った親子丼に注目。「日本人って、甘みをおいしいって思うんだって。砂糖醤油って最強なのよ。だから親子丼って最強の料理」と熱く語り、滝沢が爆笑。その後、ライブを終えたコア(Novel Core)が登場するシーンでは、「カッコいい! ポケットに突っ込みたくなる」(滝沢)と2人の自由なトークが炸裂する。


 3話の終盤では、しょうたろう(岡田翔大郎)がヒナを採寸するドキドキな展開も起こるが、横澤は「私はこれを『真夜中の居残り採寸』と呼んでいる。どうやったらこんな展開できるの?」と大興奮。滝沢は、モデルの感覚で「夜に採寸されるとドキドキする。朝の一番細いときにやってほしい」といい、横澤からは「そこ?」と爆笑される。この回では、「観たいけど恥ずかしいときは髪の毛で目を隠す」という謎の技を披露した横澤と滝沢。


 第4話ではりょうすけとりこ(莉子)のプラネタリウムデートが描かれるが、影絵シーンに2人は悶絶。「ここに行きたい!」「ヤバい!」とはにかみまくる。興奮しすぎて「手汗びっしょり(笑)」と見せ合うのだった。


 第4話になると、滝沢の興味はりょうすけからコアに移ってきた様子。コアが月LINEを使うシーンでは「やり方カッコいい!」とはしゃぎ、横澤も「みんなの前で、直接月LINEを使うつもりなのよ!」と嬌声を上げる。コアがメンバーの前でヒナを誘う場面では「これはめちゃくちゃ嬉しい。ほかのメンバーは火をつけられますよ」(滝沢)と解説。その後、ヒナがプレッシャーで泣くシーンは「カッコいいなぁ。こういう涙はなかなかない」と語るのだった。


 また今回から、横澤によるエピソードタイトルの解説がスタート。第4話の『黄金の月の前で君は…』に対し、「『君』の意味は、男子目線かもしれないし、オオカミちゃん目線かもしれない」と考えを深めていた。この部分は、放送時には番組内で言及されなかったものであり、ファンにとっては2度観る楽しみが得られることだろう。


 次回は、5話と6話が一挙放送。中間発表等も待ち受けるなか、横澤と滝沢がどのようなコメント、ツッコミを披露するのか。楽しみに待ちたい。


(SYO(映画ライター))