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トランジット、ウイルス対策を考慮したオフィス空間「NEXT NORMAL WORK PLACE」を考案

2020年06月15日 12:32  Fashionsnap.com

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トランジットジェネラルオフィス(TRANSIT GENERAL OFFICE)が、インテリアデザイン設計会社のLINE-INC.や総合衛生コンサルタントのSPEC BIO LABORATORYと共同で、ウイルス対策を考慮したオフィス設計「NEXT NORMAL WORK PLACE」を考案した。

 NEXT NORMAL WORK PLACEでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、社員のソーシャルディスタンスを保ちながらアイデアを生み出すことができる空間を考案。内装の素材や動線プラン、テクノロジー設備などウイルス対策を完備しつつ、スタイリッシュなデザインのオフィス空間を実現するという。
 サンプルとして提案したオフィスのエントランス空間では、手洗いや除菌ができるエリアに加えて、人との接触を防ぐために無人受付や宅配ボックスを設置する。空間内の空気はオゾン発生デバイスを利用して夜間に清浄し、常にエントランスへ風が流れるように空調を調整することでウイルス侵入のリスクを低減。内装には衛生的で清掃が容易なレザーや磁器タイルなどの素材を使用するほか、社員と来館者の入口を分けて感染リスクを抑える動線構造を採用する。
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