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超大御所歌手が故ジョージ・フロイドさんの娘(6)にディズニー社株を贈る

2020年06月15日 11:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

特別なギフトを贈ったバーブラ・ストライサンド(画像は『Barbra Streisand 2020年4月22日付Instagram「We must protect our planet... for we are mother nature’s guardians.」』のスクリーンショット)
米大御所歌手でアカデミー賞女優でもあるバーブラ・ストライサンド(78)が、このほど故ジョージ・フロイドさんの娘ジアーナちゃん(6)に対し「ウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS)」の株をプレゼントしたことが分かった。

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先月25日、米ミネアポリスで「息ができない」と懇願しながらも、白人警官に命を奪われたジョージ・フロイドさん(享年46)。ジョージさんには複数の女性との間に計5人の子供がおり、最年少の娘ジアーナちゃんは父親が亡くなった後、度々メディアに出演し、

「もうパパに会えないのが寂しい」
「パパは世界を変えてくれた」

などと発言し注目を集めた。

今月12日に開設されたInstagramアカウント「giannapinkfloyd_」には、生前のジョージさんとジアーナちゃんのツーショットなどが公開されており、すでに4万人超のフォロワーを獲得している。大物司会者のオプラ・ウィンフリーやミシェル・オバマ元大統領夫人、テニス選手のセリーナ・ウィリアムズ、俳優ジェイミー・フォックスら23人のアカウントをフォローしているジアーナちゃんだが、13日にはそのうちの1人、バーブラ・ストライサンドから特別な贈り物を受け取ったことをInstagramで報告している。

バーブラから贈られた手紙や証書のようなものを手にしながら笑顔を浮かべるジアーナちゃんの写真には、

「@barbrastreisand(バーブラ・ストライサンド)、プレゼントをありがとうございました。あなたのおかげで、私は今日からディズニーの株主です。」

とコメントが添えられている。


ジョージさんが亡くなった後、Instagramに“Black Lives Matter”関連の動画やメッセージを多数アップしているバーブラは、人種差別主義者の白人警官によって突然父親を奪われてしまったジアーナちゃんに対して世界を代表する超一流エンターテイメント企業「ウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS)」の株をプレゼントしたようだ。

現在は新型コロナウイルスの影響で株価は暴落しているが、今年2月には『CNBC』が「10年前に『ウォルト・ディズニー・カンパニー』に1000ドル(約11万円)を投資していた場合、現在その価値は4600ドル(約50万円)超になっているでしょう」と同社株が超優良銘柄であることを伝えていた。6歳児に株券のプレゼントとは意外なようだが、アメリカではそう稀なことではない。ジアーナちゃんが成人するまでまだ時間があるため、バーブラは今後長期的に素晴らしいリターンが望めることを願い、ジアーナちゃんにも馴染みのある「ウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS)」の銘柄をセレクトしたようだ。

米時間14日には「Stop Killing Our Fathers(私達の父親を殺すのはやめて)」とメッセージを綴ったジアーナちゃん。そんな彼女には「テキサス・サザン大学(Texas Southern University)」が授業料全額の免除を、カリスマラッパーのカニエ・ウェストは遺族への弁護士費用ほか、ジアーナちゃんのために教育資金の積立口座を開設し、学費を全面的にサポートすることを約束、またクラウドファンディングサイト「GoFundMe」にはすでに210万ドル(約2億2500万円)の資金が集まっている。

画像は『Barbra Streisand 2020年4月22日付Instagram「We must protect our planet... for we are mother nature’s guardians.」』『GIGI FLOYD 2020年6月13日付Instagram「Thank You @barbrastreisand for my package, I am now a Disney Stockholder thanks to you」、2020年6月14日付Instagram「Please Stop Killing Our Fathers #justiceforgeorgefloyd #justiceforrayshardbrooks」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)