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iPhone 12の新リーク情報がロシア周辺から 9つの未発表シリーズと新Macの存在も?

2020年06月14日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

YouTubeチャンネル『ConceptsiPhone』より

  iPhone 12シリーズと思われるAppleのスマホやMacと思われるPCが、ロシアや周辺諸国からなるユーラシア経済委員会(EEC)のウェブサイトに公開されていることが明らかになった。


(参考:iPhone 12は6.1インチから先に製造開始? 7月に量産、例年より1ヶ月の遅れになる見通し


 『MySmartPrice』は、YouTubeチャンネル『ConceptsiPhone』が、最新のiPhone 12トレーラーを公開していると報道(参考:https://www.mysmartprice.com/gear/possible-apple-iphone-12-new-mac-certified-eec/)。


・iOS 13で作動する未発表のスマホが9種類
 『MySmartPrice』によると、EEC認定として公開された情報のなかでは明確に「Appleのスマートフォン」と言及されており、そこには「A2176」「A2172」「A2341」「A2342」「A2399」「A2403」「A2407」「A2408」「A2411」とふられた9つの未発表の新しいスマホが掲載されている。これらは、iPhone 12シリーズの異なるモデルである可能性が高いという。


 これまでのリーク情報によると、iPhone 12シリーズは、4つのモデルで構成されると言われている。『Appleinsider』は、今回明らかになった9つのモデルについて「セルラー・モデムの国別のバリエーションや異なる容量など、使用されているテクノロジーによって、最終的にバージョンが増えたことが考えられる」と説明する(参考:https://appleinsider.com/articles/20/06/11/apple-files-nine-new-iphones-and-one-mac-with-the-eec)。


 EEC認定は、これらのスマホが、全てiOS 13のオペレーティングシステムで作動することも明らかにしているとされる。


・macOS 10.15で動作する新型PCも確認
 また、同じくEEC認定プラットフォームで、Macと思しき未発表のPCも確認できたという。型番は「A2330」で、このPCがmacOS 10.15で動作することも見てとれるという。


 Appleは、6月22日から開催されるWWDC(世界開発者会議)2020でARMのプロセッサーを搭載したiMacを発売すると言われている。したがって、確証はないものの「Apple A2330」は、その噂のPCの可能性があるという。


 EEC認定は、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタン、ロシア等で構成されるユーラシア経済共同体での販売に際して法的に義務づけられており、これまでも「iPad」「iPad Pro」「iPhone」「Mac」「Apple Watch」「AirPods」等、Apple製品の多くのモデルのローンチに先立って手続きが行われてきたと『MacRumor』は補足する(参考:https://www.macrumors.com/2020/06/11/new-iphone-mac-models-spotted-eurasian-database/)。


 これまで、Apple本社のあるアメリカやサプライチェーンのある東アジア発の情報が多かったが、EECの公的な記録も、iPhoneやMacのリリースが近いことを裏付けているようだ。


(Nagata Tombo)