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JR東日本、東所沢駅リニューアル「ところざわサクラタウン」と連動

2020年06月12日 18:22  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR東日本八王子支社は、武蔵野線東所沢駅付近で進められている所沢市とKADOKAWAの共同プロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」にもとづく「ところざわサクラタウン」をはじめとした各種整備に連動し、東所沢駅の駅舎リニューアルを行うと発表した。すべてのリニューアル工事完了は2020年末を予定している。

「COOL JAPAN FOREST構想」は、みどり・文化・産業が調和した、誰もが「住んでみたい」「訪れてみたい」地域づくりを進める産官共同の事業構想。「ところざわサクラタウン」は、「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設としてKADOKAWAが整備を進める日本最大級のポップカルチャー発信拠点となる。

東所沢駅では、駅舎前面のリニューアルを先行して進め、11月頃までに完成する予定。その後も駅舎内部コンコースのリニューアル工事を2020年末まで継続して行い、順次使用開始する。

駅舎前面リニューアルでは、駅舎の顔である前面部分を中心にデザインを一新。今後、文化発信拠点への玄関口になることから、木と文化の融合として「本+本棚」をイメージした外観デザインとした。駅名標や照明などを新たに整備して駅の視認性を向上させるほか、現在設置されている日よけを緑化日よけに変更し、みどりと調和したまちづくりに貢献する。

駅舎内部コンコースでは、東所沢駅が武蔵野台地のほぼ中央に位置することから、「武蔵の樹木(木立)」を意識したデザイン構成とする。木調素材等を各所に配置し、老朽化した床や誘導・警告ブロックの更新や案内サイン・旅客トイレ前面デザインの見直しにより、よりわかりやすい、使いやすい駅舎をめざす。(木下健児)