トップへ

アジア初進出エースホテルが新生「新風館」にオープン、日米アーティストによる作品を全室に設置

2020年06月12日 13:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
「エースホテル」を運営するアトリエ・エースが、リニューアルオープンした京都の複合施設「新風館」に「エースホテル京都」を開業した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2ヶ月遅れの開業となり、現在ジムの利用やイベントの実施などを制限して営業。全面的な営業は2020年後半に開始する。

 アジア初進出となるエースホテル京都は、新風館の既存棟1階にロビー、既存棟の2階と3階、新築棟2~7階に客室213室とレストラン3店舗を構える。インテリアデザインはロサンゼルスを拠点に活動するデザインスタジオ「コミューン・デザイン(Commune Design )」が手掛けた。ホテルのコンセプトに「イースト ミーツ ウエスト」を掲げ、館内には日本とアメリカ西海岸のアーティストや職人によるアート作品を設置したほか、全客室に染色アーティストの柚木沙弥郎の作品を配した。
 客室の部屋タイプは「スタンダードキング」や「たたみスイート」「ロフトスイート」など全9種類を用意している。宿泊料金は時期によって異なり、スタンダードタイプは現在3万円~(サービス料、税別)。予約は公式サイトのみで受け付けている。

客室イメージ 
 アメリカ発のレストラン3店舗が位置するのはホテルの2階と3階。アメリカ風イタリアンレストラン兼ルーフトップバーの「ミスター・モーリスズ・イタリアン(Mr. Maurice's Italian)」、アメリカ風メキシコ料理を展開するバー&タコスラウンジ「ピオピコ(PIOPIKO)」、クラシックアメリカン料理を用意するメインダイニングレストランが揃う。現在、ミスター・モーリスズ・イタリアンとピオピコはプレビュー期間限定メニューのみ提供しており、年内にメインダイニングがオープンするほか全レストランでフルメニューの提供を開始する。

レストランイメージ 
 ロビーはショップやカフェ、ポップアップスペースが軒を連ねる新風館1階に位置し、エースホテルの長年のパートナーであるカフェ「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ(Stumptown Coffee Roasters)」と隣接。カフェではミディアムローストしたクラフトコーヒーやホームメイドペストリーのほか、タンブラーやトートバッグなどのカフェオリジナル商品を販売している。
【あわせて読みたい】京都「新風館」2ヶ月遅れの開業へ 「穏やかなスロースタート切る」

■エースホテル京都開業日:2020年6月11日(木)住所:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町 586-2アクセス:京都市営地下鉄「烏丸御池」駅直結客室数:213室延床面積:約26,000平方メートル公式サイト