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MotoGP:2020年の新スケジュール発表。ヨーロッパラウンドは8サーキットで13戦に

2020年06月11日 19:41  AUTOSPORT web

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2019MotoGP第14戦アラゴンGP
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)、IRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)、MotoGPを統括するドルナスポーツは6月11日、ロードレース世界選手権MotoGPの2020年シーズンに関して、新たな開催スケジュールを発表。7月19日にスペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで再開する暫定カレンダーを明らかにした。

 2020年のロードレース世界選手権は、世界的な新型コロナウイルスの感染が影響して、3月6~8日の第1戦カタールGPにおいては最高峰のMotoGPクラスは開催中止となったが、下位クラスのMoto2、Moto3クラスのみ開幕。それ以降のレースは延期や中止が続きシーズンがストップしている。

 この期間に中止がアナウンスされた開催地は、ドイツGP、オランダGP、フィンランドGP、イギリスGP、オーストラリアGP、日本GP、イタリアGPの7つとなった。

 そんななか、5月末から多くのサーキットが営業を再開。世界選手権に参戦するライダーたちも久々にバイクに跨りテスト走行を実施してシーズン再開に向けて一歩前進している。

 そして今回新たな開催スケジュールが発表。7月中旬から11月中旬に至る第14戦までの日程が公開され、このなかでスペイン(ヘレス)、オーストリア、サンマリノ、アラゴン、バレンシアは2週連続で実施されることがわかった。

 また、ヨーロッパ以外のアメリカズGP、アルゼンチンGP、タイGP、マレーシアGPは開催日が明らかになっていないが、7月31日までに開催日が発表される予定だ。2020年シーズンは12月13日以降の開催はなく、開幕戦カタールGPを含む最大17レースが開催されることが決まっている。

 すべての開催日とイベント、そして観客の収容は、パンデミックの蔓延と開催地の政府および当局の承認が必要となる。

 発表された2020年のロードレース世界選手権のスケジュールは以下の通り。

■2020年MotoGP開催スケジュール(6月11日発表時点)
Roundグランプリサーキット決勝レース日第1戦カタールロサイル・インターナショナル・サーキット3月8日第2戦スペインヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト7月19日第3戦アンダルシアヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト7月26日第4戦チェコブルノ・サーキット8月9日第5戦オーストリアレッドブル・リンク8月16日第6戦スティリアレッドブル・リンク8月23日第7戦サンマリノミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ9月13日第8戦エミリア・ロマーニャミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ9月20日第9戦カタルーニャカタロニア・サーキット9月27日第10戦フランスル・マン-ブガッティ・サーキット10月11日第11戦アラゴンモーターランド・アラゴン10月18日第12戦テルエルモーターランド・アラゴン10月25日第13戦ヨーロッパリカルド・トルモ・サーキット11月8日第14戦バレンシアリカルド・トルモ・サーキット11月15日-アメリカズサーキット・オブ・ジ・アメリカズ未定-アルゼンチンアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド未定-タイチャン・インターナショナル・サーキット未定-マレーシアセパン・インターナショナル・サーキット未定