スーパーGT GT300クラスや鈴鹿8時間耐久ロードレースなどに参戦してきたエヴァンゲリオンレーシングがドリフト競技最高峰のD1グランプリ参戦を発表。初号機カラーをまとったトヨタGRスープラ『エヴァRT初号機 GRスープラ』で2020年シーズンに参戦する。
人気アニメーション作品『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とのタイアップで誕生したエヴァレーシングは今年で活動10年の節目を迎える。
活動10年目の4輪レース活動については、すでにスーパーGTへX Worksとコラボして『エヴァRT初号機 X Works R8』として参戦することが決まっているが、これに加えドリフト競技の国内最高峰シリーズであるD1への挑戦も決まった。
D1参戦に向けて、チームは『俺だっ!レーシング』が展開する、『Weins 横浜トヨペット with 俺だっ!』とタッグを結成。アジアのドリフトシーンで活躍するマレーシア人ドライバーのツンクー・ジャン・レイを起用し、GRスープラでシリーズに参戦する。タイヤはTOYO TIREだ。
なお、D1グランプリは国内で感染が拡大した新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえ、当初の予定より開幕が遅れている。11日時点では7月23~24日に無観客で行われる奥伊吹大会が開幕戦となる予定だが、チームは参戦するラウンドについて「レース開催状況を見ながら最終的な調整により決定いたします」としている。
また、今回エヴァンゲリオンレーシングが使用するエヴァRT初号機 GRスープラの完成お披露目イベントが6月17日(水)の18時からYouTube Liveでライブ配信されることも明かされた。
こちらのイベントは一般観覧は行われないものの、D1公式YouTubeチャンネルを通じてライブ配信を楽しめる。当日はドライバーのレイがインターネット中継で出演するほか、チームに華を添えるエヴァンゲリオンレーシングRQ2020も新コスチュームをまとって登場するとのこと。気になる方は今から予定をあけておこう。