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おうちで作る絶品アイスティーアレンジ3選

2020年06月11日 10:03  オズモール

オズモール

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◆おうちで本格的な紅茶を楽しもう。気軽にティーバッグでつくるアイスティー絶品レシピ

おうちでもおいしく紅茶をいれるコツを知ってティータイムを楽しみたい。そこで、日本紅茶協会認定 ティーインストラクターの資格を持つ、トワイニング・ジャパンの西埜 啓(にしの けい)さんが、簡単にできる紅茶の楽しみ方をレクチャー。公式サイトにも掲載されている紅茶のおいしいいれ方と、暑い日にぴったりなアイスで楽しめる紅茶のアレンジレシピをご紹介。基本を忠実に守って作れば、おいしさも倍増!



まずは基本、ティーバッグでおいしい紅茶(ホット)のいれ方
1.ポットでいれる場合は、カップとポットを湯通しし、あらかじめ温めておく。
2.沸騰したてのお湯を温めておいたポットに杯数分注ぎ、人数分のティーバッグをそっと入れる。すぐにフタをして蒸らす。蒸らす時間は製品箱やティータグに記載されている抽出時間を参考に。
※カップで直接いれる場合は、写真左のようにソーサーを裏返してカップにかぶせて蒸らす。
3.そっと数回振って、ティーバッグを静かに取り出す。温めておいたカップに注げば、香り高い紅茶のできあがり。
おいしくいれるPOINT
・ティーバッグは1袋でカップ1杯分が基本
・沸騰直後の熱湯を使うこと
・しっかりと蒸らすこと
・ティーバッグはスプーンで押したりせず、軽く振って静かに取り出す



おいしいアイスティーのコツは、いれる濃さと冷やし方にあり
1.あらかじめ温めておいたポットに、人数分のティーバッグを入れ、沸騰したてのお湯をホットの場合の半分量注ぐ。すぐにフタをして、そのまま蒸らす。
2.甘みをつけたい場合には、ここでグラニュー糖を入れてよくかきまぜて溶かす。
3.砕いた氷をグラスにたっぷり入れておき、熱々のホットティーを注いで一気に冷やす。
おいしくいれるPOINT
・2倍の濃さのホットティーをつくること
・急激に冷やすことにより、味と香りを豊かに保ち、アイスティー特有の濁り(クリーム ダウン)も出にくくなる


◆少し手間をかけてワンランクアップ。アイスで味わう紅茶レシピ3選

ダージリン ライム ソーダ
<材料 1人分>
ダージリン ティーバッグ 2個/熱湯 140cc/ライム 適量/炭酸水 適量/ミントの葉 適宜/ガムシロップ 適宜

<作り方>
1.温めたポットにティーバッグを2個入れ、熱湯140ccを注ぎ、約2分蒸らす。
2.ティーバッグを取り出し、氷をたっぷり入れたグラスに7分目まで注ぐ。
3.スライスしたライムとライムの皮、ミントの葉を入れ、炭酸水を注ぐ。
※紅茶:炭酸水は、2:1が目安。
※お好みでガムシロップを加えたり、ミントの葉を飾って。
ダージリンの特長
ヒマラヤ山麓ダージリン地方で育まれる、世界三大銘茶のひとつ。洗練された豊かな香りと繊細な渋みは「マスカットの香り」とたとえられ、ストレートに最適



アール グレイ ラッシー
<材料 1人分>
アールグレイ ティーバッグ 2個/熱湯 100ml/氷 適量/ヨーグルトドリンク(市販) 50ml/ガムシロップ 適量

<作り方>
1.熱湯100mlにティー バッグ2個を入れ、約2分蒸らす。
2.氷を入れたグラスに1を注ぎ、ヨーグルトドリンクとお好みでガムシロップを入れて混ぜる。
アールグレイの特長
実は茶葉の種類ではなく、フレーバーティーのひとつ。すっきりと気持ちが晴れ渡るような、ベルガモット(地中海原産の柑橘類)独特の爽やかな香りが魅力



紅茶のアフォガード
<材料 1人分>
アッサム ティー バッグ 2個/熱湯 50ml/バニラアイス 適量

<作り方>
1.熱湯50mlにティーバッグ2個を入れて、約2分蒸らした後、ティーバッグを取り出す。
2.器にバニラアイスを入れ、1を注げばできあがり。
アッサムの特長
インド北東部、アッサム地方の紅茶。芳醇な香りと深いコク、濃厚な味わいはミルクとの相性バツグン。トワイニングではゴールデン アッサムという名称で販売



2種使いでアレンジ。トワイニング“中の人”の楽しみ方
トワイニングの西埜さんは、おうちなどでは種類の違う2つのティーバッグを一緒に抽出して、簡単にアレンジを楽しんでいるのだとか。

「例えば、セイロンオレンジペコの紅茶とレモン&ジンジャーのハーブティーを使って、紅茶のコクの中に生姜とレモンが香るアレンジティーに。また、ダージリンの紅茶とペパーミントのハーブティーで、ミントの爽やかさとダージリン特有の繊細な渋みのバランスを楽しむ、などです。ホットでもアイスでも楽しめますよ。ティーバッグの種類で熱湯抽出時間が違うときは、時間が長い方を先に入れ、短い時間の方を指定の時間になったら一緒に入れてくださいね」



名前は人名から!人気のブレンド紅茶「アールグレイ」誕生秘話
「1706年の創業以来、英国王室御用達ブランドとして、数々の香り高い紅茶を創り上げてきたトワイニング。1800年代、当時海軍大臣を務めていたグレイ伯爵が中国からの土産物として味わった紅茶に魅せられ、トワイニング社に味や香りを再現したブレンドティーを注文しました。しかし、この紅茶の生産量は極めて少なく、入手困難だったことから、トワイニングでは、紅茶にベルガモットの香りをつけた紅茶を伯爵に献上しました。こうして生まれたのが、のちの英国首相となった伯爵の名を冠したブレンド『アール グレイ』です。アールは英語で“伯爵”を意味します」(西埜さん)

こんなエピソードに思いを馳せながら、おうちでおいしく紅茶を楽しんでみては。300年以上の歴史を持つトワイニングのWEBサイトには、紅茶にまつわる歴史秘話やティーレシピがたくさん載っているのでチェックしてみて。