トップへ

『ミッドナイト・イン・パリ』『ブルージャスミン』など上映 ウディ・アレンの特集上映実施へ

2020年06月10日 20:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ミッドナイト・イン・パリ』 Photo by Roger Arpajou (c)2011 Mediaproducción, S.L.U., Versátil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.

 『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』の公開を記念して、ウディ・アレン監督の過去作の特集上映が新宿ピカデリーほかにて6月12日から7月2日にかけて実施されることが決定した。


参考:ウディ・アレンは新たなステップを踏み出したーー『カフェ・ソサエティ』が描く現実的な恋物語


 上映されるのは、『ミッドナイト・イン・パリ』『ブルージャスミン』『教授のおかしな妄想殺人』『カフェ・ソサエティ』という、アレン監督作品の中で2010年代を代表する4作品。


 『ミッドナイト・イン・パリ』は、ハリウッドの売れっ子脚本家ギル(オーウェン・ウィルソン)が、深夜0時を告げる鐘の音に導かれ、現代から1920年代のパリへタイムスリップし、憧れの偉人たちと出会う模様を描いた2011年の作品。ケイト・ブランシェットが第86回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した『ブルージャスミン』は、セレブ生活から転落したジャスミン(ケイト・ブランシェット)が、過去の栄光が忘れられず、精神のバランスを崩しながらも、再び華やかな世界に返り咲こうともがく模様を捉えた。


 アレン監督が2015年に発表した『教授のおかしな妄想殺人』は、孤独で気力のない哲学科の大学教授(ホアキン・フェニックス)が、突拍子もない妄想から、“生きる意味”を発見し、憂鬱だった日々が輝きだすダークなコメディ。『カフェ・ソサエティ』では、1930年代のハリウッド産業に憧れ、ニューヨークからやってきた青年(ジェシー・アイゼンバーグ)が華やかな上流階級の社会に飛び込み、ふたりの美しい女性との恋を描いた 。


 ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスらが共演を果たした、ニューヨークの街で運命のいたずらに翻弄される男女のロマンティック・コメディとなるアレン監督の新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は、7月3日に公開される。(リアルサウンド編集部)