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ケリングアイウェアが「クロエ」とパートナーシップ締結、リシュモンとの提携を強化

2020年06月10日 15:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ケリングアイウェア 公式サイトより
ケリングアイウェアが、「クロエ(Chloé)」とアイウェアの製造販売におけるパートナーシップを締結した。

 ケリングアイウェアは「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」といったブランドのアイウェアの製造販売を手掛けている。2017年にはリシュモングループとの間で「カルティエ(Cartier)」などのアイウェアの開発、製造、流通に関するパートナーシップを締結し、株式の一部をリシュモンに売却した。
 今回のパートナーシップ締結では、傘下ブランドにクロエを加えることでハイエンドアイウェア業界におけるリーダーシップを確立するほか、クロエを擁するリシュモングループとの提携関係を強化する狙いがあるという。ケリングアイウェアの社長兼CEOのロベルト・ヴェドヴォット(Roberto Vedovotto)氏は「我々はクロエとの新しいパートナーシップを極めて誇りに思います」とコメント。クロエのCEOリッカルド・ベッリーニ(Riccardo Bellini)氏はこれまで9年間パートナーシップを組んでいたマーコンアイウェア(Marchon Eyewear)に対して謝辞を述べた上で、「ケリングアイウェアと我々はブランドに対する同じ大望とヴィジョンを共有しているので、彼らが卓越した戦略的パートナーとなり、クロエのアイウェア事業を次の段階へと引き上げてくれると信じています」と話している。
 クロエとのパートナーシップ締結後初のコレクションは、クロエの2021年春夏コレクションとしてアイウェアの展示会「シルモ(Silmo)」で今秋発表する予定。ウィメンズのサングラス、フレーム、キッズ用サングラスを用意し、2021年1月から店頭に並ぶ。
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