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Laura day romanceはインディロックとポップスの新たな架け橋に 『Farewell Your Town』で響かせる“拠り所となる歌”

2020年06月10日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

Laura day romance

 ノスタルジックで大らかなメロディと、感情の機微を丁寧に描写した歌詞、どこか物憂げながらも木漏れ日のような光を放つ歌。昨年「sad number」「ランドリー」という2曲を聴いた時から、すっかりLaura day romanceの虜になってしまった。思い浮かべたのは、初期のスピッツやスーパーカー。インディロックへの敬意を最大限に表しながらも、エヴァーグリーンな歌詞とメロディによって、多くの人に届く“ポップス”としてのポテンシャルを備えているのが魅力的だ。


 そんなLaura day romanceが、1stアルバム『Farewell Your Town』を6月10日にリリースした。これまで以上にアコギやピアノの柔らかなサウンドが際立つ作品で、街を行き交う人々や移ろう季節を捉える眼差しがとても温かい。流行のスピードがますます加速していく昨今だが、Laura day romanceの歌とメロディは聴き手にいつだって寄り添い続けることだろう。今回は、メンバーの音楽に対する想いを探るべく4人にインタビューを行い、ルーツや制作秘話、物事を捉える感性、これから目指すものに至るまで、たっぷりと話を聞いた。(編集部)


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