学情は6月9日、「通勤時間の変化」に関する調査結果を発表した。調査は6月上旬に、同社運営の転職サイト「Re就活」にアクセスした851人から回答を得た。
求人を探す際に「妥協できない条件」を聞いたところ、最多は「勤務地」(62.2%)だった。以降は「年間休日数」(59.3%)、「年収」(34.7%)、「転勤なし」(33.5%)、「賞与」(32.7%)など。外出自粛に伴い、広がっている「在宅勤務可」は6.2%だった。
テレワーク経験者の方が「通勤時間を短くしたい」と考える傾向
希望の通勤時間を聞くと、最多は「30~45分以内」(30.6%)だった。以降は「15~30分以内」(26.9%)、「45分~60分以内」(25.0%)と続く。回答者の平均は30.7分。「15分以内」(4.0%)という人もわずかながらいた。
同社が5月に実施した「通勤時間」に関する調査では、テレワークを実施したことがある人の69.7%が「通勤時間を短くしたい」と回答。テレワーク未実施で通勤時間を短くしたい人は40.2%で、両者に29.5ポイントの差があった。