JR東日本は9日、「JR東日本アプリ」で情報提供しているリアルタイム混雑情報提供サービスを7月中旬から首都圏のおもな線区にサービスを拡大する予定と発表した。「JR東日本アプリ」では現在、山手線の混雑状況や一部駅の混雑状況をほぼリアルタイムで情報提供している。
「JR東日本アプリ」では、首都圏におけるJR各線区の列車走行位置に表示された列車をタップすると、リアルタイムの混雑状況が5段階で表示される(意匠登録出願中)。表示データは約5分前のものであり、最新の混雑状況とは異なる場合もがある。データが取得できない一部車両で運行する場合は混雑状況が表示されず、特急列車やライナー列車、普通列車グリーン車の混雑状況は含まれない。
情報提供を開始する線区・区間は、東海道線東京~湯河原間、横須賀線・総武快速線久里浜~千葉間、湘南新宿ライン宇都宮~新宿~逗子間・神保原~新宿~小田原間、京浜東北・根岸線大宮~大船間、横浜線・根岸線八王子~東神奈川~大船間、南武線川崎~立川間、中央本線立川~大月間、中央線(快速)東京~高尾間、中央・総武線(各駅停車)三鷹~千葉、青梅線立川~青梅間、五日市線拝島~武蔵五日市間、宇都宮線上野~黒磯間、高崎線上野~神保原間、埼京線・川越線・相鉄線直通の高麗川~大宮~大崎~武蔵小杉間、常磐線(快速も含む)品川~羽鳥間、常磐線(各駅停車)綾瀬~取手間、京葉線東京~蘇我間、武蔵野線府中本町~西船橋~東京間・西船橋~海浜幕張間、上野東京ライン黒磯・神保原~東京~湯河原間などとなる。(木下健児)