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トヨタ、新型車「GRヤリス」の3つのラインアップを発表

2020年06月09日 12:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
トヨタはこのほど、日本国内で販売する新型車「GRヤリス」の全ラインアップを発表した。

既にWeb予約の受付を開始した「GRヤリス」は現在、日本と欧州で約6,000台の先行予約を受けている。日本国内では「RZ」に加え、研ぎ澄まされた走りを気軽に楽しめる「RS」、競技ベース用の「RC」を設定し、2020年9月頃の発売を予定している。

「GRヤリス」は、"TOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team)"に学んだ「WRCで競争力あるクルマづくり」や、開発初期からの社外プロドライバーによる評価によって、世界のあらゆる道でも思い通りに操れ、「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマとして誕生した。

アッパーボディにアルミ素材のエンジンフード、バックドア、ドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたCFRP素材のルーフパネルを採用。軽量化を図りながら優れた空力性能を示す強固な3ドアタイプのキャビンとしている。

さらに、前後のサスペンションセッティングの最適化を行うなど、WRCを通じてユーザーが普段走っている世界の様々な道を知り、人とクルマを鍛える「もっといいクルマづくり」で蓄積してきた知見やノウハウを注いだオリジナルモデルとなっているという。

生産については、数々のスポーツモデルを造り込んできた元町工場に専用ラインの“GR FACTORY"を新設し、「匠」の技能を有する従業員が組み立て準備を進めている、としている。

なお、日本国内で先行Web予約を開始している限定モデルの特別仕様車「RZ“High-performance・First Edition"」と特別仕様車「RZ“First Edition"」は、6月30日までの受付期間となっている。

先行予約限定モデルでは、マットブラック塗装の仕様を用意。さらに今回「マーブル柄カーボンルーフ」「エモーショナルカラー プレミアムスポーツシート」を、メーカーオプションとして設定した。また、「モリゾウサイン」が入ったウインドシールドガラスが特別装備される。

先行予約者は指定の販売店で7月中に商談し、成約後は、予約順に優先的な生産を予定。なお、先行予約者には、「GRヤリス」の魅力が詰まったスペシャルコンテンツムービーを配信し、加えて成約者には、WRCラリージャパンチケットと「GRヤリス」のオリジナルミニカーの成約特典を用意している。(エボル)