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美容家の佐伯チズが76歳で逝去、筋萎縮性側索硬化症のため

2020年06月09日 12:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

佐伯チズ公式サイトより
美容家の佐伯チズ氏が6月5日、筋萎縮性側索硬化症(以下、ALS)のため逝去した。享年76。

 佐伯氏は1943年生まれ。オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)への憧れから美容に目覚め、結婚後に「ゲラン(GUERLAIN)」やパルファン・クリスチャン・ディオールに就職し、美容について経験を積んだ。退職後に執筆活動を始め美容家としてメディアへの露出が増加。主な著書には「佐伯チズの頼るな化粧品!顔を洗うのをおやめなさい!」(2003年)や「佐伯チズの完全美肌バイブル」(2008年)などがある。美容施設やエステティックサロンを運営するほか、美容スクールを設立して後進の育成にも力を入れていた。7月9日には新作ムック本「夢は薬 諦めは毒」が発売される。
 佐伯氏は今年3月に公式サイトを通じてALSと診断されたことを公表。闘病しながら可能な限り活動を継続するとしていた。葬儀は既に親族のみで執り行っており、「お別れの会」の実施については新型コロナウイルスに関する状況を精査しながら検討しているという。
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