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スパイとしてナチスに潜入していた実在の女優を描く 『ソニア ナチスの女スパイ』9月公開

2020年06月09日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

『ソニア ナチスの女スパイ』(c)2019, The Spy AS BR•F, Film i Väst, Scope Pictures, Nordisk Film Danmark - All rights reserved

 ナチス占領下のノルウェーで、スパイとしてナチスに潜入していた女優の真実を描いたノルウェー映画『The Spy(英題)』が、『ソニア ナチスの女スパイ』の邦題で9月11日に公開されることが決定した。


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 本作は、激動の時代を生き抜いた実在の人物・ソニア・ヴィーゲットの物語。ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、第二次世界大戦中のナチス占領下のノルウェーで女優として活躍するソニア・ヴィーゲットの人気に目を付けて、プロパガンダに利用しようとしていた。その一方でソニアは、スウェーデンの諜報部からスパイとしてナチスに潜入することを要請される。


 ドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス』やHBOの海外ドラマ『ウエストワールド』などに出演するイングリッド・ボルゾ・ベルダルがソニア・ヴィーゲット役で主演。また、『ダウンサイズ』のロルフ・ラスゴード、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のアレクサンダー・シェーア、『プラネタリウム』のダミアン・シャペルなど、ハリウッドで活躍するキャストが脇を固める。


 監督を務めたのは、長編監督作『The King of Ping Pong(英題)』でサンダンス映画祭グランプリを受賞したイェンス・ヨンソン。『ヒトラーに屈しなかった国王』でノルウェー・アカデミー賞(アマンダ賞)の脚本賞を受賞したハラール・ローセンローヴ=エーグとヤン・トリグヴェ・レイネランドが脚本を手がけた。


 あわせて公開されたポスタービジュアルには、正面を見据えるイングリッド・ボルゾ・ベルダルに、「歴史の裏側に隠された驚愕の実話」とコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)