ライフプラン相談、オンライン保険相談サービス「ほけんROOM」を運営するWizleapはこのほど、緊急事態宣言一部地域解除に関する「県外ナンバー狩りに関する意識調査」を実施し、結果を公表した。
コロナウイルス感染拡大に伴い自粛を余儀なくされていた中、県外から来訪している人の自動車に悪質な迷惑行為を行う"県外ナンバー狩り"が増え続けている。このような状況の中、2020年5月26日~5月29日、18歳以上の607名を対象にインターネットにて意識調査を実施した。
「県外の人々が自身の地域に来ることについてどう思うか」を聞いた。「良いと思う」「どちらかと言えば良いと思う」と回答した賛成派が約30%いる中、「良くないと思う」「どちらかと言えば良くないと思う」と回答した反対派が約70%いる結果となった。
そのように回答した理由としては、「いろんな地域の方々が集まることで、地元の商店街が盛り上がったり観光地として有名になったりすることで街の活性化に繋がると思います。また、ご当地ならではの有名物があることで経済が潤うと思います」(30代女性/会社員/「良いと思う」と回答)、「感染拡大防止の為の自粛を国、自治体が求めていました。それを受け商業施設等も営業自粛をしています。彼らは事象の存続がかかっている中での措置です。その状況でわざわざ県外に出かけることに人格を疑ってしまいます」(40代男性/個人事業主/「良くないと思う」と回答)などが寄せられている。
「県外ナンバー狩りについてどう思うか」を訊ねた。「賛成」との回答が1.5%ほどいる中、98.5%が「反対」と回答した。
そのように回答した理由としては、「もし不要不急のケースではないのなら、今他地域に安易に移動して行くことは、その地域で生活している方々に迷惑をかけることに繋がります。そういうのすら理解せずに移動しまくるのを今の状況で見逃すのは、結果的には自己防衛を放棄しているのと同じことだと考えます」(50代男性/個人事業主/「賛成」と回答)、「そもそも車上荒らしは犯罪ですし、仕事で県外に来られている方もいらっしゃるのに、県外ナンバー狩に遭われたらたまったものではないと思ったからです」(20代男性/アルバイト/「反対」と回答)などがあった。(エボル)