NEXERは6月8日、「ネットへの書き込み」に関する調査結果を発表した。調査は5~6月にネット上で実施し、SNSやネット掲示板を利用したことがある男女1252人から回答を得た。
「SNS、ネット掲示板に他人の悪い点の指摘、悪口や文句などの書き込みをしたことがある」(14.5%)という人は1割強にのぼった。うち、5人に1人が「『誹謗中傷』にあたる内容の書き込みをしたことがある」(21.4%)と回答している。
「悪口を書き込んだ後、消したことがある」は35.2%
また、悪い点の指摘や悪口などの内容を書き込んだ人のうち、それを「消したことがある」(35.2%)と答えた人は3人に1人を超える。その理由で多かったのが「冷静になったら恥ずかしかったから」「一度は感情に任せて悪口を書き込んだが、書かれた側の気持ちを考えて後悔した」などの声だった。
「『批判』と『誹謗中傷』の違いを理解していない」(17.6%)と回答した人も一定数いた。このうち、誹謗中傷を書き込んだ経験がある人では「理解していない」(20.5%)という人が2割を超えたが、書き込んだ経験のない人では同回答が16.8%にとどまった。