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嵐・二宮和也、人気YouTuber・水溜りボンドの企画力に驚愕 「テレビ番組くらいのことを平気で連発してる」

2020年06月08日 11:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 人気動画クリエイターコンビ・水溜りボンド(カンタ・トミー)が6月7日、嵐・二宮和也の冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)に出演した。


(参考:『水溜りボンドのANN0』第9回おさらい 敬愛するレジェンド・HIKAKINを語る


 “好きなものを極めに極めまくった人”を“夢中人”と位置付け、二宮がその魅力や情熱について掘り下げていく同番組。ゲストとしてリモートで登場した二人は、自己紹介も兼ねて、代表作として「【死】帰宅した瞬間ぷよぷよボール100万個落としてみたwww」という動画を挙げた。ファンにはおなじみ、シェアハウスに帰宅したカンタに対し、階段の上から100万個のぷよぷよボールが落とされる、という壮大なドッキリ動画だ。


 二宮は“ドッキリにかけられる側”として動画を視聴したのか、「いや、最悪!」とつぶやきながら、楽しそうだ。トミーは「掃除が大変で、徹夜でボールを袋に入れていた」と振り返った。


 水溜りボンドの二人には、動画を撮る上である“こだわり”がある。それは「小中学校のときに、一度は感じたことがある夢を叶えていく」(トミー)こと。例えば、「無人島に行ってみたい」と思った経験がある人は多いだろう。ただ、子どもだけでは実現できず、大人になるとなかなか時間がとれなかったりもする。トミーは「そんな人たちを代表して僕らが体験して、10分の動画にしたら、通勤・通学時に画面の中でみんなも体験できる」と力を込める。彼ら自身、楽しみながら夢を実現しており、その様子を楽しんでくれている人が大勢いることが、二人にとっての幸せだという。


 新型コロナウイルス の影響で、まだまだ外出して思う存分遊ぶのも難しいいま。水溜りボンドの二人は、だからこそ自分たちの動画を見て、遊び心やワクワクを満たしてほしい、と語る。そこで、“いまだからこそ見てほしい動画”がピックアップされた。


 一つ目は、「コーラを一瞬で大量のガリガリくんに変える!!」という動画。9リットルのコーラと液体窒素を混ぜ、一瞬で凍らせてアイスにする、という内容で、タイトルからワクワクするが、実際の映像もインパクト抜群だ。あまりに特殊な作り方でできた即席アイスについて、「食べるのが怖かった」とトミー。二宮も「そうだよね。誰かがやってくれているわけでじゃなくて、自分たちが一番目になっているからね」と、YouTuberのチャレンジ精神に感嘆していた。


 二つ目の動画は、カンタが「普段は安っぽくなるから『神回』というタイトルはつけないんですけど、それを入れたくらい見てほしい動画」と語った、「【神回】トミーのiPhoneを宇宙に飛ばしてみた」だ。こちらは専門家の監修のもと、気球にスマホを取り付け、成層圏まで上昇させるというもの。その大掛かりな内容に、二宮は「テレビ番組くらいのことを平気で連発してる……」とひとこと。“青い地球”を捉えた映像に、「すげぇ~~~」と素直に感心していた。


 三つ目の動画もタイトルから気になる、「真空を使って時速600kmで卓球したら凄すぎた!!」というもの。水溜りボンドの二人も、「これは本当に怖かった」(トミー)、「銃だったよね、もう」(カンタ)と振り返る、衝撃の映像が収められている。


 最後の四つ目も実験動画で、「3000℃に熱した鉄球を氷の上に置いてみた!」という、タイトル通り内容だ。こちらでは“氷の中で鉄球が燃える”という神秘的ともいえる現象が収められた。


 ここから、二宮が水溜りボンドの二人にインタビュー。二人がコンビを結成したのは、青山学院大学のお笑いサークルだったが、なぜお笑い芸人ではなく、動画クリエイターの道を志したのか。カンタは「二人ともお笑いが大好きで、自分たちでライブを開いていたんですけども、どう頑張っても20人、30人のライブハウスが限界で、(名前が)広がっていかないのを感じていて。そうなったときに、たまたまYouTubeというものに出会って、たくさんの人が気軽に見られて、わざわざ会場に足を運ばなくて済むのはウィン・ウィンなんじゃないかなと」と振り返る。


 そこで彼らが決めたのが、「毎日20時に動画を投稿する」こと。毎日の生活のルーティンに、水溜りボンドの動画を見ることが入ったらうれしい……という思いで、2015年から始まった“毎日投稿”は、すでに約2000日も続いている。トミーは「相方にドッキリにかけられると、予期せぬ1本のストックが生まれて、幸せな気分になる」と、二宮を笑わせた。


 映画、ラジオ、雑誌など、活動の場を縦横無尽に広げていくなかで、トミーは「もちろん不安になることも、うまくいかないことも、悩むことも多いんですけど、自分の考え方をそのまま試して、相方と一緒に楽しいことができる毎日は、本当に幸せだなと実感しています。今後も僕らがやりたいこと、興味関心があることを追求していきながら、一生懸命にやっていきたいと思います」と力を込める。


 ちなみに、二宮が気になったのは、大掛かりな企画も多いチャンネルで、「最もお金がかかった動画はどんなものなのか」ということ。答えは、トミーが南極に行く様子を収めた動画で、総額約700万円かかったという。


 インパクトの強い動画の数々にお腹いっぱい、という様子の二宮は、最後に「これからも応援していますので、毎日投稿頑張って、みんなを楽しませてください!」と締めくくった。それぞれの動画が気になった人は、ぜひ水溜りボンドのチャンネルをチェックしてみよう。


(向原康太)