トップへ

超サプライズ!上空でのプロポーズ 機内でそのまま挙式、乗り物酔いで嘔吐しつつ「イエス!」勝ち取った男性も

2020年06月06日 21:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

機内でプロポーズを成功させ、そのまま結婚式を挙げた2人(画像は『Daily Mail Online 2016年8月4日付「Couple marry at 35,000 feet after boyfriend's mid-flight proposal turns into a surprise WEDDING (and he even has a dress ready)」』のスクリーンショット)
生涯をともにしたいと願う相手に結婚を申し込むプロポーズ。これを思い出に残る素晴らしいものにしようと、2人にふさわしい場所を選んだり、趣向を凝らしてアイデアを練る人もいるだろう。夫婦の数だけプロポーズが存在するが、なかでも珍しい上空でのプロポーズ3件を紹介しよう。

【この記事の動画を見る】

まずは2016年に旅客機のなかでプロポーズをしたウィーン在住のユルゲンさん。一世一代のプロポーズのためにユルゲンさんの準備は用意周到で、オーストリア航空に直談判して承諾を得ると、恋人のナタリーさんとその同僚に旅行に出かけるように勧めた。もちろんこの同僚も協力者なのだが、ナタリーさんは何も知らずに同僚とギリシャのアテネへ出発した。

飛行機が離陸すると、いきなり聖歌隊のコーラスがブルーノ・マーズの『Marry You』を歌い出し、ナタリーさんは驚いた。続けてタキシードを着たユルゲンさんが現れたのだからナタリーさんは仰天したことだろう。ひざまずいて指輪を差し出すユルゲンさんから「結婚してほしい」とプロポーズされて、ナタリーさんが「イエス!」と即答すると、今度は結婚式を開催することに。ナタリーさんは乗務員に手伝ってもらい、ウエディングドレスに着替えて美しい花嫁に早変わり。実は機内の搭乗客のほとんどがこのサプライズ・プロポーズの仕掛け人だったのだ。


狭い通路がヴァージンロードとなり、乗客や乗務員が見守るなか無事にセレモニーを終えた2人。ナタリーさんは後にFacebookで「搭乗する時は同僚とのホリデーだとてっきり思っていたのに、アテネに着いたら人妻になっていました! 今回、協力してくれた航空会社と全ての人に感謝します」と綴っている。

他にも旅客機内でプロポーズしたのは、同機を操縦するパイロットのジョン・エマーソンさんだ。2017年12月にデトロイトからオクラホマシティに向かうスカイウェスト航空の機内で、離陸前になぜかコックピットから出てきて機内アナウンスを始めたエマーソンさん。途中から同機に搭乗していた恋人のCAについて紹介し始め、指輪が入った箱をポケットから出して「僕と結婚してください」とプロポーズした。答えはもちろん「イエス」であり、機内は大いに盛り上がった。2人がともに働く機内でのプロポーズはまさにふさわしい場所だ。


一方、上空でロマンチックなプロポーズをするはずが一転ほろ苦い思い出になってしまったのは、米カリフォルニア州リードリーで2017年2月にプロポーズしたダレル・ハミルトン・ジュニアさんだ。恋人のリアナ・フェイさんとヘリコプターに乗り込んだダレルさんの計画は、地上に用意しておいたリアナさんへのメッセージを上空から見てプロポーズするというもの。しかし、旋回するヘリコプターにより、ダレルさんはひどく乗り物酔いしてしまったのだ。吐き気を我慢して地上にカメラを向けているリアナさんの肩を素早く叩き、慌てて箱に入った指輪を見せ「結婚してくれる?」となんとか言い終わった瞬間、ダレルさんは嘔吐した。

リアナさんは指輪を受け取り、苦しそうに前かがみになっているダレルさんを覗き込んだり、背中に手を当てたりしているが、プロポーズへの答えは「イエス」であり、ダレルさんはリアナさんの左手薬指に指輪をはめた。ロマンチックとは言えないプロポーズだったかもしれないが、忘れられない空の旅になったことは間違いないだろう。



画像は『Daily Mail Online 2016年8月5日付「Couple marry at 35,000 feet after boyfriend’s mid-flight proposal turns into a surprise WEDDING(and he even has a dress ready)」』『10News WTSP 2017年12月28日付「Love in the air: Pilot goes from flight plan to life plan with marriage proposal」(Video courtesy Lauren Gibbs)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)