そんななかカリスマラッパーのカニエ・ウェストも米時間4日、故郷シカゴで行われた抗議デモに参加したことが報じられた。“Justice for George Floyd/CPD out of CPS”とのスローガンを掲げて行われたこのデモは、シカゴの公立校(CPS、Chicago Public Schools)がシカゴ市警(CPD、Chicago Police Department)による警備を廃止することを求めたもので、カニエは市内公立校に通う学生や職員、その家族らとともにシカゴ市警を目指して練り歩いた。なおこのデモはジョージ・フロイドさん殺害事件後、地元ミネソタ大学をはじめとする公立校が、警察による人種差別や暴力に抗議の意を表明し「今後ミネアポリス市警に警備を委託しない」と絶縁状を叩きつけたことを受けたもので、カニエが直接「抗議デモに参加させてほしい」と連絡してきたことを関係者が明かしている。