密猟や違法な取引で野生動物が犠牲になってしまうケースは後を絶たないが、このほどインドで野生の象が爆薬の詰まったパイナップルを食べて口に大怪我をしてしまった。物が食べられなくなった象は耐え難い痛みを抱えながら息を引き取ってしまったという。『New York Post』『New Indian Express』などが伝えている。
象は群がってくるハエや虫から身を守るために川に入ったと見られていたが、『New York Post』では「この象が自ら死を感じ取ったため川に入ったようだ」と報じている。モハンさん達は、野生の象を救うために訓練された“クムキ(Kumki)”と呼ばれる2頭の象を連れて救助を試みようとしたが、時既に遅く象は川で息を引き取ってしまった。
画像は『New York Post 2020年6月3日付「Pregnant elephant dies after being fed pineapple filled with explosives」(Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)