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キャサリン妃、夫ウィリアム王子と共に英誌に書簡送る ネット上の記事削除を要請

2020年06月02日 15:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キャサリン妃についての記事内容は「すべて間違い」と王室関係者(画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年2月11日付Instagram「The Duke and Duchess of Cambridge will undertake an official visit to Ireland between Tuesday 3rd March and Thursday 5th March.」(Photo (C) PA)』のスクリーンショット)
キャサリン妃とウィリアム王子が英誌『Tatler』の記事を巡って、法的措置を取る構えであることが明らかになった。同誌は最新号でキャサリン妃がMegxitの後に「疲れ果てたと感じていた」といった旨の記事を掲載しており、のちにケンジントン宮殿が記事内容について「不確実な情報で虚偽の表現である」と声明を発表したばかりだった。

英紙『The Mail On Sunday』によると、このほどキャサリン妃とウィリアム王子は英誌『Tatler』に書簡を送付したという。5月末に発売した同誌の7月・8月合併号に掲載した「Catherine the Great(偉大なるキャサリン妃)」と題した記事を、インターネット上から削除することを求めたものである。

記事の内容は、ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱が決まった後、公務が増えたキャサリン妃が「追い込まれて、疲れ果てたと感じていた」というものだ。アンナ・パステルナーク氏によって書かれた同記事では、キャサリン妃の家族や子供達についての批判のほか「キャサリン妃は、ダイアナ妃と同じく危険なほど痩せてしまったと指摘されている」と妃の体型についても言及しているという。

王室関係者は『The Mail On Sunday』の取材に応じ、この記事は嘘で固められており、記事全体が俗物根性丸出しだと批判した。

「公爵夫人が公務に追われたと感じているとか、キャロル・ミドルトン(キャサリン妃の母親)に執着しているなどといった内容に真実はありません。全く馬鹿げていて、間違ったことです。」
「『Tatler』誌は王室関係者に読まれており、しゃれた家庭のテーブルの上に置かれている雑誌です。そのため、このような行動を起こされるとは思ってもいなかったのでしょう。」
「王室に愛読されていた雑誌が王室によって処分されるとは、皮肉なことです。公爵夫人は生まれながらの内気な女性で、最善を尽くして頑張っているのです。」

記事には、メーガン妃の挙式のリハーサルで花嫁介添人が暑い日にタイツをはくか否かで口論になったと書かれていた。ケンジントン宮殿はこのことについても「誤りである」と主張している。

エリザベス女王から結婚祝いとして贈られたノーフォーク州にあるアンマーホールの私邸の内部についてキャロルさんが装飾に力を入れたと書かれ、「ウインザー城やバルモラル城のように、古い絨毯や犬の毛があちこちにある典型的な王族の家ではないが、訪問者は“クッションがふわりとしていてロウソクのあかりが灯された、豪華な5つ星ホテルのようだ”と言っていた」とも同記事にはある。

『Tatler』誌は今年2月にケンジントン宮殿に連絡を取り、キャサリン妃に同誌表紙の写真撮影を申し込んだという。ケンジントン宮殿はこれを丁重に断ったそうだが、そのため今回の記事の具体的な内容についてコメントする機会が与えられなかったのではと見られている。

画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年2月11日付Instagram「The Duke and Duchess of Cambridge will undertake an official visit to Ireland between Tuesday 3rd March and Thursday 5th March.」(Photo (C) PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)