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エリザベス女王(94)が乗馬を楽しむ 若々しい姿に英国民も歓喜

2020年06月02日 12:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

颯爽と馬を乗りこなすエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2020年5月31日付Instagram「The Queen is pictured riding Fern - a 14 year-old Fell Pony - in Windsor Home Park this weekend.」』のスクリーンショット)
バッキンガム宮殿は英時間5月31日、「ウィンザー・ホームパーク」にて乗馬を楽しむエリザベス女王の姿を公式SNSに公開した。ロックダウン開始以降、女王が公の場に姿を現したのははじめてのこととあって、国民は94歳の女王が颯爽と馬を乗りこなす元気な姿を喜んでいるようだ。

英王室の公式SNS「ザ・ロイヤルファミリー」が5月31日に公開したのは、馬をこよなく愛するエリザベス女王の複数の写真だった。1枚目と2枚目は、14歳のフェルポニー種“バルモラル・ファーン”にまたがるエリザベス女王の姿で、オリーブカラーのジャケットにクリーム色のライディングパンツ、そして白のグローブというファッションで颯爽と馬にまたがっている。

背筋をピンと伸ばし、笑顔で乗馬を楽しむエリザベス女王の頭にはトレードマークのスカーフが巻かれていた。髪型が乱れてしまうという理由から、乗馬用ヘルメットではなくスカーフを愛用しているエリザベス女王は、これまで赤やパープル、グリーン、ベージュなど色とりどりのコレクションを披露してきたが、この日は鮮やかなピンクのスカーフをチョイス、94歳という年齢を感じさせない若々しい姿である。

SNSには、女王はこれまで自身の所有する乗用馬や競走馬の健康管理に深く関わってきたことや、乗馬には幼少時代から慣れ親しんできたことなどが記されている。またそのことを裏付けるかのように、若き女王が乗馬を楽しむモノクロ写真なども同時に公開されている。

3月下旬にロンドンのバッキンガム宮殿を離れ、ウィンザーへと一時的に移動したエリザベス女王は現在、ノーフォーク州サンドリンガムから同地へ移った夫のエディンバラ公フィリップ王配とともに自主隔離生活を送っている。王室では3月、バッキンガム宮殿でエリザベス女王に仕えていたスタッフに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが伝えられため、当初「女王は大丈夫か」と懸念の声があがっていたが、こうして数か月ぶりにウィンザー城の外で元気な姿がキャッチされるとSNSには、

「介助なしで歩けるだけでもスゴイのに、94歳で乗馬を楽しむなんて!」
「いつまでも若々しい女王は私たちのロールモデル」
「リラックスした表情の女王の姿が拝めて何より」

などと女王のはつらつとした姿に歓喜するコメントが多数寄せられた。

これまで数々の公務が延期や中止を強いられてきたが、毎年国民と共に盛大にお祝いする“公式誕生日”祝賀式典「トゥルーピング・ザ・カラー」もすでに中止が決まっている。なお現時点では、エリザベス女王がいつ頃バッキンガム宮殿に戻るのかは未定とのことだ。

画像は『The Royal Family 2020年5月31日付Instagram「The Queen is pictured riding Fern - a 14 year-old Fell Pony - in Windsor Home Park this weekend.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)