2020年06月01日 09:51 リアルサウンド
YouTubeチャンネル『ConceptsiPhone』は、デザイナーであるMauro Battino氏の作成したiPhone 12の最新コンセプト動画を公開した。同チャンネル内で「100%最終的なデザインだ」と自負するなど、自信満々のリーク情報となっている。
(参考:折りたたみ式iPhoneの開発進行中か 新たなリークが続々)
■新色・ネイビーブルーは、吉と出るか凶と出るか
これを受けて『Forbes』は、動画の内容を補足する記事を掲載している(参考:https://www.forbes.com/sites/ewanspence/2020/05/29/apple-news-headlines-iphone-12-leak-video-ios-security-macbook-pro-display-pencil/#156ed10242eb)。
『Forbes』によると、iPhone 12のユニットの基本的な形状は、iPhone 4で導入された箱型構造へ逆戻りすると思われるという。
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxのディスプレイが大きくなるが、エントリーレベルのモデルであるiPhone 12は小さくなる。ベゼルの幅が狭くなるため、ディスプレイサイズの割に、全体のサイズは小ぶりになると思われる。
背面には、4カメラへの移行も確認される。追加モジュールとしてLiDARセンサーが採用され、リアルタイムの3D環境マッピングを実行できる。
また、ミッドナイトグリーンが、ネイビーブルーに取って変わって登場する模様。見た目は申し分ないが、ミッドナイトグリーンが人気だったことを考えると、リスクもあるだろう。
一方で『Tom’s Guide』は「ネイビーブルーのiPhone 12は、私達が待ち望んでいた色だ」と評価しており、意見が割れている状況だ(参考:https://www.tomsguide.com/news/iphone-12-in-navy-blue-is-the-color-weve-been-waiting-for)。
この結果は、今秋に発売された後、はっきりするだろう。
■競合メーカー各社は、戦々恐々?
『Forbes』はまた、リークした120Hz ProMotionディスプレイについて「実現しない懸念が出てきた」ともしている(参考:https://www.forbes.com/sites/gordonkelly/2020/05/30/apple-iphone-12-pro-max-design-display-cameras-price-upgrade-iphone-11-pro-max/#785774807ef7)。
この点を除いても、AppleはiPhone 12の内部に大きな変更を行っており、外部デザインも目を見張るものがある。
iPhone 12シリーズが他のあらゆる競合メーカーと異なる点は、5Gに対応しながら、iPhone Proラインナップで価格を据え置きし、エントリーレベルのモデルでは、価格を下げる点だ。
イヤフォンが初めて同梱されないという噂があるが、それを考慮してもライバル各社が恐れるのに十分なインパクトがあるだろう。
(Nagata Tombo)