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技術の粋を投入! ヤマハがスーパースポーツ「YZF-R1/R1M」を発売

2020年05月30日 11:02  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
ヤマハ発動機がスーパースポーツの「YZF-R1」および「YZF-R1M」を発売した。このバイクは同社モーターサイクルのフラッグシップモデルであり、ヤマハは「技術の粋を投入し、サーキットを征する性能を照準に」開発を進めたという。価格はYZF-R1が236万5,000円、YZF-R1Mが319万円。

○サーキット性能を追求した高性能モデル

「YZF-R1」はクロスプレーン型クランクシャフト採用の水冷4ストロークDOHC直列4気筒4バルブ997ccエンジンを搭載。ヤマハが「サーキット性能に磨きをかけた」とする自信作だ。最高出力は200ps、最大トルクは113Nmを発揮。低~中回転域の燃焼速度を最適化し、スロットルの開け始めからのリニアリティ感を向上するとともに、トルク感のあるエンジン特性に仕上げたそうだ。

前後のサスペンションは「伝わりやすい接地感」を主眼にセッティング。電子制御システムは全てを見直し、「エンジンブレーキマネジメント」(EBM)と「ブレーキコントロール」(BC)の2種類の制御システムを追加した。新設計のカウルはエアロダイナミクス特性を高める。上級モデルの「YZF-R1M」には、オーリンズ製の電子制御サスペンション、アルミにバフがけを施したタンクやリアアーム、カーボン素材の軽量カウルなどが追加となる。

これらのバイクはヤマハスポーツプラザ(YSP)およびアドバンスディーラーのみで購入できる「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」だ。ヤマハは2020年9月30日までの期間限定で予約を受け付ける。国内の販売計画は各モデルで年間400台。YZF-R1Mについては、生産計画を上回った場合、期間中でも予約の受け付けを終了するという。(藤田真吾)