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SixTONES、YouTubeで鍛え上げられたテンポの良さ 「Smile Up! Project」“オリジナル早口言葉”に注目

2020年05月30日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 5月26日、SixTONESがジャニーズ公式YouTubeチャンネル「Smile Up! Project」に登場。おうちで楽しくオリジナル早口言葉と題して、家で楽しめる早口言葉ゲームを提案。動画再生回数は早くも55万回を突破した。


(関連:SixTONES「Smile Up ! Project」はこちら


 いつもと変わらぬ様子で笑顔をみせた6人。田中樹が「みなさん、お家からなかなか外に出ることができなくて、お家で過ごす時間が増えていると思う」と前置きした上で、SixTONESがそれぞれ考えた早口言葉ゲームを提案した。


 田中が提案したのは「神アニメ」。早口で5回言えるかどうか、指名を受けたのはアニメ好きの京本大我。セリフを言う前にすっと姿勢を正し、見事一発でクリア。「えっ!」と自分のことながら驚いた様子。メンバーからも「おお!」と声があがった。「ちょっと危なかった……」としつつも、滑舌が乱れることなく、かつテンポ良く言葉を発し、舞台仕込みの力を発揮していた。続いてジェシーが挑戦したが、「神アニメ」が次第に「カニアニメ」と崩れたものの最後はガッツポーズをみせて勢いで笑いに変えた。


 次は京本考案の「今日も今日とて京本最強と絶叫」。「きょ」が連続していて中々の難易度だ。森本慎太郎は最後の最後で少々噛みそうになりながらも滑り込みでクリア。


 続いて、髙地優吾考案の「第1著者が駐車場で駐車をしながら注射を躊躇した!」。「ちゅ」「ちょ」が連続する難易度の高さ。指名を受けたジェシーが挑戦するも、躊躇を「ちゅちょ」と言ってしまうミスでクリアならず。言い間違いに爆笑したジェシー。


 今度は、ジェシーが「ひみつきちでおちつきキツツキがモチツキ」を提案。声を変えて読み上げただけで笑いがおきた。早口言葉としての難易度に加えて、「ひみつきち」が出てくる発想のかわいさよ。田中が見事にクリア。さすがはMC&ラジオパーソナリティだ。


 森本慎太郎の「向上心持って滑舌向上中」には、京本が3回目で噛んでしまい、続く松村北斗はテンポ良くクリア。今度は松村考案の「ただならぬ田中はタダか」は、田中に続いて、髙地も失敗。ジェシーは言い切ってドヤ顔を浮かべたものの、回数が足りないというまさかの結果に。


 進行役の田中を筆頭に、会話のテンポの良さはSixTONESならでは。テロップも効果音もない動画だが、それがオンライントークに自分も加わったと錯覚。自然と入り込めるシンプルさが心地よい。


 6人とも少し髪が伸びた様子で、ステイホームを守っているのだと思うと勇気づけられるとともに愛おしさが増した。


 「Smile Up! Project」をはじめ、彼らの動画には必ずといっていいほどお笑い要素が盛り込まれており、どれも甲乙つけがたいほどに楽しい。メンバーのわちゃわちゃ、突然ギャグを差し込んだり、ジェシーの笑い声につられて笑ったことも数知れず。まるで手をひいて連れだってくれるように、気づかないうちに沈みかけていた気持ちを引き上げてくれる効果がある。


 プロジェクト名にふさわしく、笑顔になってもらおう、楽しませようと、いろんな映像をみせてくれるSixTONES。まだまだ予断を許さない状況ではあるが、この数カ月どれだけ勇気づけられたことか。なんだか元気がでない……そんなときにこそアクセスしたい。(柚月裕実)