どの写真を見ても眉間にしわを寄せている赤ちゃん(画像は『Metro 2020年5月26日付「Baby’s hilariously grumpy passport photos sum up this year so far」(Picture: Alice Tranfield)』のスクリーンショット) 首が座っていなかったり、じっとしていることが少ない赤ちゃんのパスポート写真を撮るのはそう簡単なことではない。このたびイギリス在住の女性が撮影した、生後3か月の娘のパスポート写真が注目を浴びている。女児は眉間にしわが寄った恐い顔でカメラを見つめており、母親は「撮影した日にはご機嫌だったのに…」と出来上がった写真に少なからずショックを受けているようだ。『Metro』などが伝えた。
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英中部レスターシャーでピラティス講師をしているアリス・トランフィールドさん(Alice Tranfield)は、3か月前に娘のオリーブちゃん(Olive)を出産したばかりの2児の母である。外出規制が続いたある日のこと、アリスさんはオリーブちゃんのパスポート用の写真がないことに気付き、白い壁がある明るい温室で写真を撮ることにした。
その日、アリスさんの3歳の息子は静かに遊んでおり、夫ジェイムスさん(James)は自宅で仕事をしていた。アリスさんは「今がチャンスだわ」と目覚めたばかりのオリーブちゃんを温室に連れて行き、iPhoneで撮影を始めたのだった。
しかし自分だけではオリーブちゃんが動いてしまい、なかなか上手くいかない。そこでアリスさんはジェイムスさんに協力してもらうことにした。
アリスさんは、撮影時の様子を次のように振り返っている。
「夫に娘を抱っこしてもらって再び撮影を始めたのですが、オリーブは眉間にしわを寄せ、全ての写真がしかめっつらになってしまったのです。」
「信じられないかもしれませんが、オリーブはあの日、とてもご機嫌だったのです。でも温室の中が眩しすぎたこともあって、どんどん眉間にしわが寄り、あんな恐い顔になってしまったようです。ジェイムスは写真に自分の手が写り込まないようオリーブを支えていなければならず、撮影はとても大変でした。」
アリスさんによると、オリーブちゃんは誕生したその日から“怒った顔”をしていたそうで、こんなエピソードを披露してくれた。
「生後6週の時、巡回保健師に電話で『もう笑ったかしら?』と質問されたのですが、『顔をしかめてばかりで、笑わないようです』と言うと、数週間後に再び電話がありました。オリーブはすでに笑顔を見せるようになっていましたが、やはり怒った顔をしていることのほうが圧倒的に多かったのです。」
そんなオリーブちゃんだが、実はイギリスとオーストラリアの2つのパスポートが必要で、アリスさんは「これが一番!」という写真をすでに選択済みだそうだ。また旅行先については「出かけるとしたら食事やアクティビティも全て含まれた、フランスやスペインのオールインクルーシブの宿がいいかしらね。夫婦だけだったらオーストラリアのシドニーや日本に行きたいけど、子供たちと一緒だからシンプルに済ませると思うわ」と明かしている。しかしながら今はパスポートの申請が止まっているため、写真を撮り直ししなければならない可能性も十分あるようだ。
なおオリーブちゃんの写真だが、アリスさんがSNSに投稿したことでメディアに取り上げられて拡散し、「眉間のしわがすごいね」「これでは将来、ポーカープレイヤーにはなれないわね。でもとっても可愛いと思うわ」「機嫌が悪いおばあちゃんのようだね」「不機嫌なネコを思い出すよ」「本当に赤ちゃん?」といった多数のコメントがあがっている。
ちなみに不機嫌そうな表情を見せるのはオリーブちゃんばかりではない。昨年12月には
米オハイオ州の写真家が撮影した新生児の怒ったような顔 が、今年2月にはブラジルで誕生したばかりの“強面すぎる”赤ちゃんが話題になった。
画像は『Metro 2020年5月26日付「Baby’s hilariously grumpy passport photos sum up this year so far」(Picture: Alice Tranfield)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)