トップへ

Sexy Zone 菊池風磨がトーク力発揮 SixTONES 田中樹&Snow Man 渡辺翔太迎え、パワーワード連続のリモート夜会を見て

2020年05月28日 06:11  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 5月24日にジャニーズ公式YouTubeチャンネルにて「Smile Up ! Project~リモート夜会~」が配信された。出演はSexy Zone・菊池風磨、SixTONES・田中樹、Snow Man・渡辺翔太の3人で、グループの枠組みを超えてリモートでトークを展開した。


(関連:Sexy Zone、確立されていくメンバーのキャラクター “セクエボ”でさらなる進化を求め奮闘


 まずはじめは、お互いの第一印象について。菊池と田中は2008年4月入所の同期。当時、菊池家のFAXの故障によりオーディション参加のタイミングを逸した菊池だが、一週間後に再び届いたFAXによって参加、無事に4月27日入所となったという。


 自身より入所が一週間遅いことから「だから敬語じゃないとオカシイんだよね? これはね」という田中に、「いやぁ(笑)。気持ち悪いだろ、俺がおまえに敬語でしゃべってたら」と菊池。冒頭から息の合った、いかにもな同期トークだ。


 続いて、田中から「渡辺が俺らの5~6年くらい後輩か」と振られると、「そうだねぇ」と渡辺がほのぼのとしたトーンで参戦。菊池25歳、田中24歳からのキラーパスに「ごめんごめん……どっちにのればいい?」と、2005年入所、27歳の渡辺は早くも翻弄されていた。


 実は3年先輩の渡辺、当時の一番大きな仕事は修二と彰「青春アミーゴ」のバックダンサーだと明かすと、「全然テレビでみてた」という菊池に、田中も「そうそう、俺らその世代だよね!」。菊池から「(本当に)いた?」とまたしてもいじられていた。


 話題はジャニーズJr.時代の思い出へ。Hey! Say! JUMPのバックダンサーで大阪遠征となれば、気合が入ったという菊池。「東京ジュニアとしてのプライドを持ちつつ、関西ジュニアどんなもんじゃい! と。肩でも風切ってさ、大阪入って、いざ会場つきましたってなった時の、アイツらの衣装のいかつさハンパなくない?」と、現ジャニーズWESTのメンバーが着ていたファーつきの衣装に圧倒されたという。「東京では(森本)慎太郎しかつけられなかったじゃん」と振り返る菊池に、「あいつ当時小学生だったけど仕切ってたよね」と田中も共感する。


 ここから、渡辺が所属するSnow Manが昔は怖かったという話題に。「今のSnow Manはみんな怖かったよ」と田中。菊池も「イキってたもん確実に」と頷くと、いまはみんな優しいと言い「どうしちゃったの?」「思い出せよあの時を!」と煽れば、田中も「もっとガッとガッと来いよ」と乗っかる。手を叩いて笑っていた渡辺は、「怒ることがカッコいい」という風潮があったと明かした。粋がっていた胸の中には、菊池や田中の世代はマイクを持たせてもらえるメンバーが多かったことから、羨ましさもあったと赤裸々に告白。


 イレギュラーなメンバーの新鮮さ、ギラついていた世代のメンバーに懐かしさもあり、「Smile Up ! Project」の名の通り、「懐かしい!」と思わず笑ってしまう7分だった。こんな風に思い出を一緒に振り返ったり、横のつながりを楽しんだりできるのもジャニーズの醍醐味。


 菊池のトークの上手さはラジオ番組ではもちろん、近頃ではバラエティ番組でもお笑い力と合わせてバラエティの才能を発揮している。菊池のエピソードが呼び水になり、二人からごく自然な形でエピソードを引き出していたのも印象的だ。


 また、同期ということもあるのだろう、いつもはグループで仕切ることが多い田中が、菊池に委ねてトークを楽しんでいた。近頃では、むしろ貴重な姿といえる。渡辺はいじられても笑顔で受け止め、愛されキャラぶりが際立っていた。


 3人のプライベートを覗き見したような、リアルなエピソードが聞けた今回の夜会。すぐにマイクを持てたエリート世代、脱いでも脱いでもドクロ柄が出てくる金太郎飴状態のギラついた世代など、パワーワードの連続で何時間でも聞いていられる内容の濃さだった。テレビ番組や雑誌などではなかなか聞けないエピソードがたまらない。


 次回は、この3人に加えて、King & Prince・岸優太が出演する。登場するなり「簡単に髭を剃ってきた」と謎の報告をしていた。展開が読めないだけに、続きが楽しみだ。(柚月裕実)