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老舗百貨店「中合福島店」が8月末に閉店、会社は清算手続きへ

2020年05月26日 18:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

中合の公式サイトより
福島県福島市の百貨店「中合福島店」が、8月31日をもって営業を終了すると発表した。

 中合は1830年創業。福島店は1874年に開業した呉服店を前身とし、1973年10月に福島駅前に新築移転した。地下1階地上7階の8フロア構成、売場面積は約1万5,000平方メートルで、衣料品や服飾雑貨、家庭用品、貴金属などを取り扱っている。前身の呉服店時代から含めると約146年にわたり営業を継続してきた。閉店は「福島駅前の再開発計画に伴う建物賃貸借契約満了に伴うもの」としている。
 同社は福島店のほか、会津店、清水屋店、棒二森屋店、三春屋店、十字屋山形店を含む6店体制で営業してきたが、いずれも営業を終了。現在営業中のサテライトショップ会津店も今年7月31日に閉店を予定しており、福島店の閉店で全店営業終了となる。会社は清算する予定だという。
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■中合:公式サイト